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喫煙に有利な研究論文を見るとタバコマネーが関与しているのではないか?と思ってしまいますが、まずは研究資金の出所を明らかにすべきでしょうね。
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一服してリラックス、怒りを鎮めるタバコの効用が裏付けられる
喫煙者は「タバコにはリラックス効果がある」「タバコを吸うと落ち着く」などと主張しがちなものですが、一服して気を鎮めているその様子を傍から見ていても、本当にタバコにリラックス作用があるのか、それまでニコチン切れでイライラしていただけなのか判断しがたいのが現状。
しかしニコチンには怒りなどを沈静する神経学的な作用があることが、非喫煙者を対象とした実験で証明されました。この研究結果が昨今の嫌煙ムードに一石を投じることとなるのでしょうか。
(中略)
Gehricke博士によると、ニコチンに誘発され怒りに対する反応に変化が見られた被験者では、脳の代謝でも変化が認められたそうです。ニコチンに誘発された報復行為の減少は、脳の中で方向付け・計画・感情刺激の処理を担う部分におけるニコチンによる脳代謝の変化に付随します。
論文の著者たちによるとこの研究結果は「怒りっぽい気質の人ほどニコチンの影響を受けやすく、したがってタバコに依存することになりやすい」という説を裏付けるものとのことで、「禁煙中、怒りを誘発する状況では離脱症状やタバコに対する渇望が増すため、アンガー・マネジメントなど皮質と辺縁系に作用する最新の行動療法が助けとなるでしょう」と結論づけられています。
ということでタバコに怒りを鎮める沈静効果があるのは確かなようなので、禁煙中にイライラして怒りっぽくなっている人がいても大目に見てあげましょう。また、もともと怒りっぽく暴力的な喫煙者には無理に禁煙を勧めない方がよいのかもしれません。
2009年5月3日 GIGAZINEより
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これは記事の最後の方を見ると「結論としては短期で暴力的な喫煙者には禁煙を勧めるべきではない」という風に見えるのですが、でも記事の途中で「この研究結果が昨今の嫌煙ムードに一石を投じることとなるのでしょうか。」とこの研究が脱タバコの防衛になると言っているようにも見えるのですが。。。
どちらにしてもこの記者はこんな記事を書いてあるというので喫煙者であることは間違いないでしょう。これを見た喫煙者も「ああ、やっぱりタバコにはリラックス効果があるのか・・・」とせっかく禁煙中、もしくは禁煙した人、禁煙を考えている人が再びタバコに走る危険性も出てくるかもしれません。
ただ、この研究は「喫煙」ではなく「ニコチン」が対象なので、喫煙者がイライラしたらニコチンガムやニコチンパッチを使用すればいいのです。間違ってもこれを理由に「俺はGIGAZINEの記事にあったとおりニコチン摂取しないとぶっち切れて仕事になんねえんだよ!」なんて事言ってタバコ休憩なんてしないでほしいです。
しかし、ニコチンには依存性がありますからね、たとえニコチンに怒りを及ぼす作用があったとしても医薬品にはできないでしょう。もし医薬品にできるのなら医薬部門があるJT、もしくはJTの子会社である鳥居薬品、もしくはアルトリアがとっくに製品化しています。ニコチンは麻薬で用いることはできても、薬としては使用できないということなんですよね。
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全面的な喫煙擁護とも言いきれないような。
でも恐らく、タバコ産業サイドの御用学者の書いた文章なんでしょうね。
まあ一言で言えば、「麻薬にも害だけでなく、効用もある」って主張と同じような気が。
タバコ問題に正しい認識を持ってる人は、失笑するしかないような駄文ですが、こんなものにもころっと騙される人間もいそうなのが心配ではあります。
この記事、結果だけを見れば喫煙擁護ではなく喫煙にはこういった効果がありますよ、という内容に見えるのですが、「嫌煙ムードに一石を投じる事はできるか?」なんて事書いているので喫煙用語の記事にも見えますね。
断定は出来ませんが、この研究の目的はニコチンに最も反応している脳の領域の特定、怒りとの関連性だそうですが、本当の目的が喫煙の効能を一つでも出す事ならタバコ産業の御用学者か、資金を受け取っている可能性は高いですね。
本文には禁煙している人がこれを見てまたタバコを吸う危険性があるのでは?と思いましたが、こちらのブログを書いた人にも影響を与えているようです。
http://sankeikansai-s.cocolog-nifty.com/nonsmoking/2009/05/--3728.html
ニコチンが怒りを抑える効果がある事については載せるなとは言いません。それこそJTがやっている情報隠蔽工作と同じになります。しかし、同時にそれ以上にタバコの害の方が危険性が高く、タバコを止めるべきと書くべきだと思います。記事を載せるにしても書く人が喫煙者(非喫煙者でもタバコに関して無知、タバコマネーを受け取っている)か非喫煙者かで内容に結構違いが出てくるのだな、と思えるような記事でしたね。
GIGAZINEは見る限りでは他ではやっていないおもしろニュースなどを取り上げるニュースサイトだと思っていたのですが。。。