発見!森のぶ~たん号!

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教育県の秘密!? 天神講

2011-01-25 15:39:15 | 福井のおススメ
今日1月25日は天神講です。

天神講は天満宮の祭神、菅原道真公の月命日の25日(命日は2月25日)に行うお祭りで、

福井では初天神の1月25日には

各家庭の床の間に掲げら得ている天神様の掛け軸に、

焼き鰈1尾、清酒を供え、子供の健やかな成長と学業成就を祈ります。

翌朝、その鰈を子供に食べさせると賢くなるとか言われています。

ぶ~たん、お昼にさっそく予約注文してあったスーパーへ



天神様のお供えに特大一串1280円 (ブログの最後の写真)

家族の晩酌用に大を一串 980円(冒頭の写真です)

焼き立てほかほか



露天の奥で3人がかりでどんどん焼いています

どこの家庭にも天神様があるわけではなと思いますが、

店内も結構な売れ行き

 


ぶ~たん、この風習、全国的なものと思っていました。

でも、違うのですね。

福井と富山と長野県の一部だけとか。

まず、孫渡し(初産の折、妻が実家で約1ケ月産後の養生をし、婚家へ帰る時にする儀式)に

天神様の掛け軸という風習が福井だけかも。

いやいや、確か、富山県も同様のはず。

富山の薬売りの人が広めたとかも・・・(ケンミンショーでみたような)

ここでピーン

福井も富山も全国有数の教育県、

福井は全国学力テストでいつも秋田県と1位、2位を競っていますもの。

富山は確か3位でした。

お正月に天神様の掛け軸をかけ、天神講に焼き鰈を食べれば子供の頭が良くなる

そうではなくて

もっと貧しかったその昔

福井のような不便な雪国で立身出世をするには学問しかない、

子供には学問で身を立てて欲しい・・・それが各家庭での天神様信仰を生み

冬に脂のった鰈を食べさせて、子供を健やかに育てたい

(大野の夏の半夏至(はんげしょう)の鯖と同じかな)

そんな親の気持ちが、天神様のお供えしていただく風習になったのではと、想像しています。



ぶ~たんもお昼床の間の天神様に

焼き鰈と清酒を供えました

何はともあれ、今夜の各家庭には

香ばしい焼き鰈の香りが漂っていることでしょう~