蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

夏衣

2023-07-31 21:40:00 | 日記









       EV車 降り来る僧の 夏衣


   涼しさや 法話の巧き 若き僧

















       木槿咲く 昨夜仰ぎし 月ま白


















       蝉時雨 送信相手 間違える




昨日は、義母の「四七日(しなのか。七日毎の法要、4回目。)
浄土真宗は、他の宗派と比較したら、戒律もほとんど無く、七日毎の法要は、故人を偲び、遺族が仏教の教えを聞く行事…。

他の宗派の七日毎の、追善供養とは、根本的に違うらしい。(その供養により、故人のあちらでの境遇、行く先が大きく変わるという。)

こちらの菩提寺の若住職。
我が娘より、多分2、3歳若い。

お父上の住職に代わって、今や堂々の読経と法話をされる。

大きな法要以外は、だいたいこの若住職。
娘は、「あっ眉が細いっ!」って笑っちゃいそうになったー。なんて言ってたが、なかなか。
美声とまでは言えないけど(失礼🙇‍♀️)よく通る声だと思う。
何より、法話が、断然お父上住職より巧い!と思っている。
わかりやすいのだ。
易しい言葉を選び、興味深い話をする。引き込まれる。(私だけ…かな?)
浄土真宗が、親鸞聖人が好きになるほど。

ひとつだけ、えっ?と思うこと。
我が家からお寺までは、歩いて三分ほどなのだが、毎回、日産リーフで来られる。(名前言って良かったかな?お寺の広い庭の隅に、充電器も設置してある。)
車がお好きなんだろう。しかもこの猛暑。歩いて来たらいくら数分でも、汗だくで大変なことになるだろう。

とても涼しいお顔で、毎回いらっしゃる。

出したお茶を綺麗に、飲んで、お菓子は必ず、持って帰られる。
冷たいおしぼりは、今まで使った事がない。

丁寧に挨拶をして、玄関で見送る私に、運転席の窓を開けて、一礼。爽やかに帰って行かれる。
(帰りの車内は、多分地獄の暑さ💦)

さて今週は木曜日に、初命日。亡くなって一ヶ月が経つ。
七日毎の、その都度の尋問などなく、速攻で阿弥陀如来さまの元で、仏さまになった義母。
遺影の笑顔の可愛らしい事と言ったら。
きっと彼方では、ずっとこんな笑顔なんだろうなと思う。

今朝、娘に送ったLINE。
しばらく振りの出勤。昨日まで、きついきついと言っていたけど。
ちょっと心配で、短いLINEを送ったら、孫娘に送った!らしい。
(孫で良かった。数年前、弟へ送ったつもりが、友だちだったというドジオバさん。平謝りした過去がある。🥲)

蝉時雨がマックスの朝のこと。



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一服の涼

2023-07-29 22:22:00 | 日記



















       「秀逸」に みつける我が句 夏のほか



























       夏の霜 子に教わるる 「ありがとう」






孫たちの夏休みが始まった途端、娘(孫たちの母親)が体調を崩した。
一週間は仕事も休み。
中2の孫は、友だちと初めてのライブ行きなど、予定もあり、日曜からばあばの家に泊まりに来ていた。
翌日からは下の孫も預かる。
怒涛の夏休み(ばあばにとっての)が始まった。
疲れた。休む暇がない。当然自分時間などない。
俳句など、ブログなど書く余裕なし。
というより、意欲もゼロ。
なにより連日の猛暑!
時々雷雨!梅雨が明けようが明けまいが、どうでも良い猛暑!
そして突然の土砂降りで、外へ干した洗濯物を取り込み損ない2回。
踏んだり蹴ったりの週であった。
また近づく毎週の日曜の法事。それに初命日と続く…それが終わればお盆。
あれもこれもしなくちゃと、頭の中はぐちゃぐちゃ。

そんな毎日に、多分ばあばの顔は鬼のようだったに違いない。

昨日夕方帰って行った孫二人。
ホッとしながらも、なんだか悔いも残る。
もっと楽しい日々にしてあげれば良かった。

帰る間際に、中2の孫娘が「ばあば、一週間お世話になりました。お手伝いあまりしないでごめんね。
でもばあばんちが一番好きだよ。
ありがとう。」
思わず泣きそうになる。
誰かが言っていた。

ごめんなさい、よりありがとうを言いましょう。
ありがとうは、美しい言葉。
謝るのではなく、感謝の言葉。自分も相手も暖かくなる。

そう、孫のありがとうで、立証された。(笑)
ありがとうの幸福感。


そして、本日やっと、俳句界八月号を購入した。

車の中でパラパラと見る投稿欄。
は〜いつものおなじみさんの凄い俳句を眺め、違うもんなぁ、やっぱり格が違う、とかぶつぶつ。
ありゃ、私全滅??

一旦助手席へ放り投げ、次の買い物をするべくモールへ急ぐ。

本日も38度予報。
立体駐車場へ停めたいけど、夏休み、しかも土曜日。
やはり満車に近い。
ぐるぐる走らせ、やっと空きを見つけ停車する。
もう一度、俳句誌をパラパラ。
あっ兼題の佳作欄に一句。
良かったぁ。まぁよしとしましょう。
再度、雑詠ページをもう少し丁寧に。
えっ?あらーまさかね、ここ!
特選、秀逸欄は素通りしてたからね。
嬉しい!!ほんとに嬉しい!
選者の先生に感謝。
意欲が湧いてきた。

また頑張らなくちゃ。

孫には、明日報告するつもり。
ばあば、入選してなくても、次のを投稿しなくちゃダメでしょ。だから八月号買ってね、と言われていたから。(笑)
「やっと、秀逸、とれたよ。
⚪︎⚪︎が応援してくれてるから頑張れた。ありがとう!」と言わなくては。


「夏のほか」は、夏の暑さを一瞬忘れること。
少し前、「プレバト」で、梅沢富美男さんが、

夏のほかペンギンの飛ぶ大水槽

と詠み、夏井先生から大絶賛された。

私が挑戦するのは百年早いけど、身の程知らず承知で。


「夏の霜」とは、夏の夜、月光が地上を白く照らすのを霜に例えた言葉。

写真は、今日の月。少し朧がかっているが、昨夜はもう少し鮮やかで、孫たちと雑魚寝の寝室が明るすぎるくらい。
でも昨夜は写真は撮らなかったので。🙇‍♀️



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降ったり止んだり、たまに晴れ

2023-07-19 20:56:00 | 日記











      花オクラ 時々雨に 戸惑いぬ














       仄かな黄 オクラの花に 風涼し






















       悠々と 白鷺 青田波をゆく



   青田風 週中盤の ひと心地






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海の日

2023-07-17 22:38:00 | 日記














       海の日の空 茹だるような 海色














       隅っこの 席で安らぐ 極暑かな

















       海の日や ガラ空きの ファストフード店


















       炎昼や オニオンリング さくさくアツッ














       金星低き 海の日の 夕間暮れ




朝からぐんぐん気温が上がり、何もする気も、何処かへ出かける気も起きない。

昨日から泊まりに来てる、中二の孫も、今日は特に予定もなく、レンタルビデオ屋さんに行くだけでいいよ、と言う。

車の乗り降りだけでも、暑さが堪える。
立体駐車場が無いので尚更。
でもせっかく外出したんだし、海の日だし、なんか好きなものとか、美味しいもの食べよう、と言うけど、今日はほんとにどうでも良い、と欲がない。
暑過ぎ〜!久しぶりの朝からの青空も恨めしいくらい。

梅雨明け?かな。
(夕方のニュースで、梅雨は明けてはいないそう。またまた明日から下り坂という。)

モスに行こうか、とようやく決めて、車内冷房マックスにする。
なんかなかなか効かない💦
ようやく冷えてきた頃に、モスに到着。
駐車場、ガラガラ。
店内もガラガラ。

1番端っこのテーブルに決める孫。
ここが落ちつくらしい。
ナプキン入れは、すみっコぐらしの可愛い仕様。
今、モスは、すみっコぐらしとコラボしてるみたい。

突然、孫娘、本日は父親の誕生日だった事を思い出す。
「たんおめ。ことよろ。…」とLINEした。
誕生日おめでとう。今年も宜しく。
だと。(笑)
プレゼントは後日贈るそうだ。

孫、大好物のオニオンリングを、あつっーと頬張り、しばしまったり。

また、怖しい暑さの車に、二人わぁわぁ言いながら😂乗り帰宅。
じいじが居ないから、リビングの冷房25度設定。(じいじは27〜28度が基本。)

孫を送る五時過ぎ。ほんの少しだけ気温も下がり、そしてほんのすこ〜し日の入りも早くなった…ような夕暮れ。

日の落ちる場所は、気のせいではなく確かに、夏至の頃より南に寄ってきている。
猛暑酷暑の、夏はこれからだけど。


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溽暑

2023-07-14 22:19:00 | 日記
















       ピーチフラペの桃色 避暑の気分







































       草茂る 荒庭の小花の 可憐



















       ぽつねんと グラジオラスや 又も雨




















       青鷺の まなこ尖りて 溽暑かな















       黴拭いて 一週間の 長きこと





梅雨が長い…。
5月末には梅雨入りしていた北部九州。
でも長梅雨というワードは聞かない。
梅雨明けは平年並みなのだろうか。

でも長い…。梅雨が明ければ本格的な猛暑の毎日と分かっていても、もう雨はうんざり。
家中が黴臭い気がする。

九州は今年も、一月分の雨が一度に降る豪雨災害に見舞われた。
我が地区からも、比較的近い場所での河川の氾濫などで、犠牲になった方も。

すぐ近くのショッピングモールは、三度目となる閉店を余儀なくされる浸水被害。

酷暑と豪雨。(酷暑というより熱波。)異常気象がいつの間にか常となる気候変動が起きてしまっているようだ。

七月に入ってから、とにかく一週間が長い。

深刻な気候変動なんて書いてるわりに、呑気な事だが、本日は気晴らし!
曇天の中、たまに雨が落ちてくるのを厭わず、大好きなちょっと遠めのモールへ。
涼しいモール内を7000歩ウォーキング(笑)
カフェのハシゴと、ちょびっとショッピング。
少し疲れた。)

帰れば、裏の川辺に青鷺が佇む。
全く動かないが、これ以上近づけは飛び立つだろう。スマホじゃこれが限界の写真。

ついでに、草だらけの庭の僅かな花たちを、久しぶりに撮った。
明日も又、雨らしい。




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