蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

長かった一月

2023-01-30 23:06:00 | 日記














       室花に差し込む光柔きかな















       青汁の不味さと寒を耐えるなり




















       長き一月雪苺娘(ゆきいちご)食べ締める





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蝋梅

2023-01-29 23:38:00 | 日記









       蝋梅の光の透けるひとところ

















       凍し日やマルゲリータのチーズ伸び





























       大人びた礼を言う子や春隣




昨日は、書道教室を終えた夕方4時半から7時半まで、仲良しさんとずうっと遊んだ孫娘。
本日は、苦手な教科の問題集が欲しいから、モールの書店へ連れて行って、と言う。
ばあばが、体調悪かったり都合が悪いなら、今日じゃなくてもいいよ。と言いながら、やっぱり今日行きたい様子。
激甘ばあば、体調悪かろうが「いいよ〜」と言うに決まってる。(笑)

シニア野球から帰ってきたじいじの昼食を急いで作り、出かける。

本日も相変わらず寒い。
車内も冷えきっていて、モールへ着く頃ようやく暖かくなる始末。

書店の、中学生の問題集参考書などのコーナーで念入りに探す孫。

高校入試の問題集などなど…なんとまあ沢山あるもんだ。

そろそろ高校入試の事も考える歳になるのだろう。
13年なんてあっという間。
あの小さな可愛い孫は、身長も言う事も、きっと内面もとうにばあばを超えた。

苦手だという、数学、地理、歴史の三冊を決め、裏の金額をチラと見る。
ばあば、こんなにだけどいい?
良いよ!勉強に必要なものならなんでも買ってあげる。

少し遅いランチは、久しぶりのピエトロ。
7人待ちだったので、近くのお店をぶらぶら。

ばあば、通学かばんに付ける「ニキ」のぬいぐるみキーホルダー、一つ買っていい?
と遠慮気味に聞く。
どうやらこっちが本命だったらしい。(笑)
えっ、こんなの付けていいの?
校則厳しいんじゃなかった?

一つだけなら良いの。今女子は、みんなつけてるんだ。

はいはい。じゃあひとつね。

嬉しそうに選ぶキラキラした目は、小さな頃と同じ。
まだまだ子どもだなぁ。

ピザのチーズを伸ばして笑い、一番好きな、なんとかというパスタを完食して、デザートは、ちょっとだけ食べ、後はばあばが食べて、と言う。

今日は、欲しいもの全部買ってくれてありがとう、と洋服などは目もくれず。
スタバもパス(凄い行列!)
もう帰ろうと。

早めに帰宅して、小一時間勉強し、マンションに帰るねと、と荷物をまとめる。
じいじにバイバイして、さっさと車に乗り込む。

いつもは、「あーずっとばあばんちに泊まりたい。」と言って黙りこくる帰路だが、今日は明るい表情。

マンションへ着いて、又「ばあば、今日はいっぱい買ってくれてありがとう。」
(えっ?いつも、もっと買ってるよ?)
そうか、なんとなくだけど、これまでは私が、勧めるから買う、というもの(身につけるものなど主に服。)
が多くて、この子が本当に欲しいものを買えたのは、今日が初めてだった?のだろうか。
今夜は、「眠れない!ばあばんちへ行きたい!」と言うLINEは来ない。





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春を待つ

2023-01-28 22:35:00 | 日記














       ひんやりと高きにありて冬の月













       寒風の電線弾かれそうな月














       待春の鉄路東へカーブして






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底冷え

2023-01-27 21:35:00 | 日記














       ほおづえの先の障子に待つ陽射し














       嚔して居心地悪きレジの列


















       底冷えやスイートポテトひとかじり




   ぽか全て寒波のせいにしてしまう




寒いのは、心底苦手。
曇天や雨、お日様が出ないと尚更憂鬱。
ほんとに嫌い。からだが動かない。思考も停止。何もやる気が起こらない。やたら不機嫌になる。
(ここで、真夏の猛暑の時と同じ。と気づく。(笑))

昨日のブログ、水仙の匂いのくだり。
アンモニア臭と書いたつもりが、「アルコール臭」になっていた。
夕方気づく。
失敗も、記憶力低下も、なにもかも寒いから!寒すぎるから〜!
と自分自身に言い訳。
家族には言わない。冷たい目で見られるだけだから。(笑)又始まったよ。って。

孫娘から、明日明後日の予定をLINEで言ってきた。

明日は、ちょー寒いよ!マイナス2度と2度よ!
ばあばんちは、マジ寒い🥶!と送り返したけど、友だちとの約束は変えられない。

稽古ごとは尚更。

頑張るっきゃない。







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雪折れ

2023-01-26 22:24:00 | 日記














       雪折れの水仙手折れば香の強し














       冬日とて雪解の音に耳すます














       陽の射さぬひと日なりけり白障子



寒い!
昨日は、最低気温マイナス5度、最高気温2度。
今日は、少しましになり、最低気温マイナス4度、最高気温5度。
一日中、冷蔵庫のチルド室の中にいるような…。

10年に一度の大寒波。
今月いっぱいはこんな低温の日が続くとか。

いつからか暖冬に慣れ、夏の猛暑の方がキツイと思っていたけど、いやはや。
45年前、こちらに嫁いだ頃を思い出す、この冬の寒さ。

雪はどうやら峠を越し、積もって凍っていたあちこちの雪は、今日ほとんどが解けてしまったよう。
雪解のさらさらいう音は、耳に心地良い。春の予感がして…(程遠い寒さではあるけど。)

せっかく咲いた、白とクリーム色の水仙三輪、雪で倒れてしまった。
今日見つけて、指で折ると簡単に切れた。
一輪挿しに挿して飾ろうと、流しで揃えている時、気づいた。
良い香りとは程遠い、アンモニア臭に近いきつい香り…

調べると、水仙は良い香りのものばかりではないらしい。

こんなに可憐な花なのに、ちょっと残念だけど、水仙にもそれぞれの個体で事情があるのだろう。

それとも、「天は二物を与えず」という事なのかな。




       


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