蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

彼岸花と木槿

2024-09-29 19:24:00 | 日記

















       彼岸花 ようやく秋の 来る気配

























        華やいで 群れて淋しき 曼珠沙華





















       天高し 誰にも会わぬ 遊歩道





























       白木槿 白を極めて 八重に咲く

















       秋の野や 子の来ぬ日曜 所在なし







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秋暑し

2024-09-27 23:59:00 | 日記












       家事という 価値のあいまい 鰯雲


















       秋暑し 四季の消えゆく 列島かな






















       さりげなく 夜の来ており 虫の秋






暑さがぶり返した感の昨日、今日。
一昨日のテレビ、気象予報士さんが言っていた。

一旦、涼しくなるけれど、10月はまだ暑い日が続きます。
11月は、いきなり寒く、この冬は平年並の寒さ、去年と比較したらかなり寒く、大雪の恐れもあります。
爽やかな秋は、非常に短いでしょうね。

あぁ恐れていたことが!😱
去年もいつまでも暑かったが、それを上回る予報に、その上冬が来るのが早い??

秋は足早に過ぎていくよう。

真夏日とはいえ、空に広がる雲は、やはり秋…なのかなぁ。
鰯雲みたいな、ちょっと曖昧なというか、不完全鰯雲。(笑)

日は随分短くなり、日暮れが早く訪れる。
まだ虫時雨とまではいかない、少し遠慮がちな虫の声。

こちらでは、ようやく稲刈りが始まったよう。
農家さんはこれから、真夏のような秋空の下、忙しい事だろう。

時々考える、主婦業。
軽んじられたり、でも誰かがしなければ、家の中のことは進んでいかない。ご飯も食べられない。それは当然女の仕事。
半世紀前の田舎町では、それは誰もが疑いのない考えかた。
嫁の仕事。(今で言う、ワンオペ。)

我が妹は、高校教師だった。
専業主婦の私を、折につけ褒め称えてくれた。

尊い仕事。家事育児料理、と総合的にやりこなす、終わりのない仕事。
これを給料換算したら、凄い金額になる!
もっと誇りに思うべき!

はるか40数年前の事。
さて今はどうなのだろう。
便利な家電が進化し、家事は、飛躍的に楽になった。
調理器具も昔とは比較にならない優れもの、そして時短。
なんなら美味しい出来合いで済ますことだって出来る。

母たち、そして私たちの時代と比べたら丸で違い、余暇の時間は圧倒的に増えた。

されど…なんですよねぇ。
やはり主婦は主婦。

もやもやがいつも胸の奥に潜む。
夏の疲れがまだどこかに澱んでいて、スッキリしない。
草臥れていても、最低限の家事食事作りは欠かせない。

働く主婦や女性からみたら、きっとそんなの当たり前。
夫の思いも、きっとそう。
(もう少し踏み込めば、価値のあまりない…は私だけの被害妄想?)
答えが出ない。結論もなし。

ちょっと何言ってんだか🥲
もやもやしたまま書き、俳句もモヤっとして…。

ここまで読んで下さったみなさま、どうぞ右から左に受け流してくださいませ🙇‍♀️💦

コメント (5)
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プラネタリウム

2024-09-23 23:33:00 | 日記











 




       下弦の月 朝空 いよよ澄み渡り





   突如朝寒 プラネタリウムへ 行く日





   秋冷や ナビと子頼りの 遠き道












 (webよりお借りしました。)






 (こちらもwebより。)












       座し見あぐ 丸天井の 星月夜








朝の涼しさに驚く。
唐突に秋が来た。

沢山の洗濯物を干すのが苦にならない。
朝の月が、真っ青な空に浮かんでいる。

最高気温も28度。

かねてよりの、プラネタリウム行き。
最高の天気になった。
孫が夏休みに、提案して「行きたいね、何十年ぶりかなぁ。」
でも、孫のスケジュールの多さと、ばあばの体調の悪さ、猛暑酷暑続きに、涼しくなってからね、と先延ばししていた。

やっと念願叶い…なのだが、私の今の運転技術と勘の悪さ、加えて目的地への道程の曖昧さ。距離。(30分超えは滅多にない今日この頃(笑))

不安をちょっぴり抱えての出発。
孫は「大丈夫!私がナビする。何度も行ってるところだし、スマホナビで完璧!」

そう、私の車ナビついてない😰

久留米の市街地を走るのは多分20年ぶりくらい。
正直怖い。
おまけに、孫は新しくできた道路をナビし、ここをまっすぐ行けば良い。と言う。
しょっぱなから、思ってた道と違う!
は〜おそろしい。新しいことは尻込みしちゃうタイプです。😭

久留米一の大型ショッピングモールで、昼食を取り少しブラブラ。
ゴディバでデザート。

























ただし、我が心中は、これから行くプラネタリウムのある青少年科学館までの道のりが、気になり気もそぞろ。(笑)
駐車場を出て左折?
信号右折したら左車線でよいよね?
そして右側に科学館?という事は途中で右車線に?

孫、呆れかえる。大丈夫、私がついてる。
(こればっかりは…だって運転するのは私です。)

結果、この日のこの時間、道路は比較的空いていて、スムーズに目的地に着いた。

青少年科学館は、孫は保育園の頃から何度も訪れ、勝手知ったる場所。懐かしい!を連発して楽しそう。
ただプラネタリウムはこちらのは初めてらしい。

ウキウキしながら20人ほどの列に並ぶ。
ドーム状の空間、扇のように並ぶ階段席。
満席で座れなかったらどうしようと心配していた孫は、広いねっ、どこが良いかな、見やすいかなと、最上段を目指す。
結局、中心よりの上から数えて四段目あたりの席に座る。
リクライニングが、最上段と前の席ではできないと、確認した孫の判断(笑)

鑑賞の際の注意や説明のアナウンス。
優しい女性の声に期待が膨らむ。
照明が落とされ、丸い天井に、星座がいっぱい映し出される。
今夜の、青少年科学館の屋上から見える夜空。

まだ夏の星座。いや夏の終わり。
夏の大四角形からたどる星々。
水瓶座って、今頃見えるんだ!
知らなかった。(ちなみに私は水瓶座)

東から南よりに一番輝いているのは土星。
天体望遠鏡があれば、土星の輪はたやすく観える、そう。

後半の「ボイジャー」は素晴らしかったのだが…
映像の巧みさとリアルさというか、まるでこちらもボイジャーに乗っているかの感覚、視覚、スピードに…目が回った。
孫もどうやら酔ったらしい。

終了し館内を出てしばらく、頭が痛い。
自販機でお茶と水を買いプチ休憩。

ちょっと思ってたのと違ったね。と孫。
夏休み、お父さんと行った佐賀のプラネタリウムは凄く感動したし、心地よかったの、だからばあばと見ようと思った。

いや いい経験だったよ。
今度は、福岡のプラネタリウムに行こうよ。
これから気候がよくなるし、また連休を利用して、スケジュール決めよう。

少しだけ拍子抜け、結構疲れた、だけどやっぱり行って良かった。

秋が本格的になる予感の祝日の出来事。







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蜻蛉(あきつ)飛ぶ

2024-09-21 23:22:00 | 日記
















       金柑や 幾度目となる 白き花
















       あきつ飛ぶ 雲に移ろう 季のありて




















       サフランモドキ 新涼の風 少し






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子規忌

2024-09-19 18:59:00 | 日記























       薮蘭の 木陰に咲いて ひとりごち























       子規の忌の 空やや高く なりゆけり


















       今日子規忌 出窓に移す 月見の花





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