蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

ハロウィン

2024-10-31 21:34:00 | 日記




















       十月果つ ハロウィンカラー 溢れさせ























       冬隣 ホットサンドの 断面に
























       神無月 真っ黒ラテに 描くおばけ









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身に入む

2024-10-29 21:43:00 | 日記












       待ちかねし 秋はなんだか 曖昧で


























       深秋や 山査子の実の 仄暗き





































       身に入むや オクラの花の 果てもなき






























       染まりゆく コキア 秋の景なりけり







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霜降

2024-10-23 21:22:00 | 日記




























       霜降の雲は たなびく羽衣めき


























       十月の 暮空に挑む 花カンナ
















































       秋の夕焼 夢の覚めてゆく如き

























       うす桃の 草の穂 透けて儚き影






今日は二十四節気の霜降(そうこう)
朝晩の冷え込みが厳しくなる頃。
だが、こちら福岡の週間予報は、まだ夏日が数日控え、夜もそこまでの冷え込みはない。

初夏に咲き出した庭の西側のカンナ。
盛夏に一旦休み、10月にまた真っ赤な大輪の花を咲かせている。
ただし今年はこの一輪だけ。
でもその赤色と大きさ、存在感がある。

真っ青な秋の空、そして燃えるような夕焼け空を睨んでいるよう。

青鷺が、すぐ真上を飛んで行き、川の向こうにちょっとだけ佇み、また飛び立っていった。

夕焼けは、それを追うかのように色褪せていく。


前回騒いだ(笑)整形外科の件。
昨日、執刀医に初めての診察を受けた。
「H先生から引き継ぎました。よろしくお願いします。」
「こちらこそどうぞよろしくお願いします。」

MRIの写真を見ながら、この先生の考え、所見は。
「手術はしないほうが良いと思います。
第四第五腰椎のズレを手術しても、他の腰椎がズレる可能性が大です。
滑り症もあるので、手術はお勧めしない。」

えっ!!
(なんすか?それ?)
そうなんですか?今日はH先生が、最初に提案した通り、手術をするのでお願いしますと決めて来たのですが…

「生活に支障をきたすほど痛いですか?どの程度歩くと?
横になっても痛くてたまらない?」

「…生活にある程度は、支障をきたします。その日により、歩いてどのくらいで辛くなるかは違うし、横になれば楽、寝てる時は痛くない。
けれど、回復はしていない、なにより、これまでとは全く行動範囲が狭くなり、気持ちのもちようが…」

行動範囲や気持ちの持ち用のあたりは、もう心の声。
思わぬ医師の言葉に、混乱する頭。

「もうしばらく様子を見ます。
コルセットをつけてください。
これはもしも手術をした場合でも、術後に装着しないといけないもの。
これから、型を取り、出来上がった日に再診しましょう。」

その後、別室で腰周りをラップで巻きその上から包帯みたいなのを巻いて型を取り、4、5日後に出来上がります。
と、その方。最初に名刺を見せてくれたが、どうやらこの病院と取引のある、業者さんのよう。
金額と、市役所に提出する書類など(後に、金額の約8割が返ってくるそう)を渡されて、また別室で、看護師さんから次の予約票を貰った。

その間、我が思考は真っ白…ほどはないけど、なんだかうまく回らない。

待合室の壁の、医師の出勤表(勤務表かな?)をまじまじ見る。

今日の、執刀医となったはずのN医師、月曜、火曜、金曜が出勤。
一方、今までのH医師は、金曜午後のみ。

これ、なに?
じゃはじめから今日のN医師だったら、今頃なんか変化があった?少し回復してた?

H医師は、MRI検査以降つまり初めから手術、手術、手術しか方法はないですよ。だった。

1日経ち、幾分落ち着きを取り戻す。
でも疑問は山ほど。
なぜきちんと、説明を求めなかったかを悔い、あれよあれよのコルセット作りをしてしまったのか、いやそれがほんとに効果があるなら良いけど…
いや!あると信じる!

(かかりつけ医の内科の若先生が言われた、セカンドオピニオンも頭を過ったけど。)

まずはやってみましょう。
まずは気持ちを前向きに。


前記事に、優しきコメントを下さったおふたり。
心強かったです。

今回はコメント欄閉じますね。
まだ思考が全面開通しておりませんゆえ。
いつもありがとうございます🙇‍♀️





コメント (2)
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秋桜

2024-10-18 20:30:00 | 日記
























       とりどりの こすもす ぬるき風の道






























       診察の 十五分前 秋桜



















       こすもすや 今日は白きを 目で追うて


















       露草や かがみ確かむ 瑠璃のいろ




































       縷紅草の赤 咲き満つ日の 秋思





本日は、整形外科と内科の診察日。

脊柱管狭窄症と診断されて、約三か月。
長い猛暑の夏だったこともあり、ほとほと疲れ果てた三か月、が本音。

腰痛の鎮痛剤などの副作用も含め、胃痛や不眠、最近は寝起きの目眩と頭痛に悩んでいた。

やっと決心した。 
手術するしかない。 
外出も儘ならぬ。長く歩くことができないから。
日常のあらゆる事がスムーズに行かない。

少しの間、家族には迷惑をかけるけど、我慢してもらおうと思う。

午後からの予約、その前にコスモスを見に行こうと思い立った。

一番近い、コスモス畑。
車で10分ほどのゆるい坂道。

100メートルくらいだけど、道の両側に今が盛りと咲いている。
本日も32度の真夏日。 
少し曇って来たので、日傘もささず、歩いてスマホ撮影。

途中で露草もみつけた。

のろのろ歩きだから、あっという間に時間が経つ。
そろそろ病院へ行かねば。

整形外科の医師に、手術を希望します。と告げると
「それがいいです。〇〇さんは狭窄が酷い。こうなると自然治癒は望めない。頑張って手術をして回復しましょう。」
とおっしゃった。 
今後は執刀医との話になるので、次回の予約をして行ってください。
頑張ってくださいね。

あっ今日は、これだけ?
もう決心したからには、手術の詳細などの話が聞けると思ったのだけど。

結局、来週火曜日に、再度来院し諸々の事を決めていくという

鎮痛剤を処方してもらい、15分ほどの内科へ直行した。

かかりつけ医の若先生に、整形外科での事を話す。
それから眠れない事、ここ2、3日目眩で悩んでいることも。

「手術されますか。
それが良いでしょうね。大丈夫ですよ。あの整形外科は、腕の良い先生ばかりです。」
「入眠剤は、依存性がある。
漢方薬を試しましょう。
夏の疲れやストレスで眠れなくなっているんでしょう。
狭窄症が治れば、悩みも一つ無くなる。良い方向になっていきますよ。」

薬局の薬剤師さんは、古くからおられる女性。
私よりお若いけれど、ベテランで親切、気さく。
いつも、患者に寄り添い明るく優しい。
「狭窄症どうですか?」と今日も心配して聞いてくださる。
いきさつを話すと、「それは良かった。不安もあるでしょうけど」そして「整形外科の先生って話し方は冷たいけど腕は確かなんですよ。」と笑わせてくれた。

帰宅すると、今朝いっぱい咲いていたルコウソウが、もう萎んで落ちているものも数輪。

夏の花なのに、九月も終わる頃から咲き始め、蕾もいっぱいつけて毎日小さな可愛い赤い花をひらき、荒庭の一隅の彩りになっている。(写真は、今朝撮ったもの)

秋思の訳は、いつか書くかもしれないけど…。
かかりつけ医にも親切な薬剤師さんにも言えなかった、不眠と頭痛の本当の理由。

今週始め、身内でも友だちでもない、ただ年齢が同じの、近所の方の言葉が胸底に澱み染み付いてしまった。
きっと言った当人は、深くは考えていないだろう。

言われた私も、多分時間が少しづつ消して行ってくれるはず。 



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今日いち-2024年10月15日

2024-10-15 23:45:53 | 日記








   晴れてくる 夜空蒼きよ 後の月



   心ない 言葉残りて 十三夜




旧暦9月13日の夜の月。
満月の二夜前の欠けた月を愛でる日本独自の風習。

この秋最後の名月、名残の月とも。
夜は雨予報だったが、晴れて美しい月が観れた。


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