唐突に一泊 桜滿ち満ちて
婆と子の 気まま旅かな 春うらら
カフェメニュー ルーティンめきて 花の昼
混み合いて 午後の図書館 鳥曇
大目的は プラネタリウム 桜どき
(ネットより)
(ネットより)
花冷や 帰途つく日の空 青過ぎる
日帰りの旅行の予定だったが、当日の朝、宿(ビジネスホテル)が取れた。
土曜の朝、早くから来ていた孫娘にそう話すと大喜び。
一年ぶりの、「武雄市図書館」と念願の「佐賀県立宇宙科学館」のプラネタリウムへと。
バタバタとお泊まり支度をして、出かける。
快適な特急列車の旅。
桜満開の温泉街は、どこへ行っても桜に癒される。
今年も贅沢なお花見となった。
ただ、風も冷たく薄曇り。
行き当たりばったりの婆さんと、去年よりずっと頼もしく「大人」になった もう直ぐ高校生の孫。
去年より更に頼りない、その上腰痛持ちでアタマの回転もスローになったばあばを、あちこちで孫がフォローする旅となった。
食事は、今回ご馳走は全く無し。
毎度のスタバと、似たり寄ったりのファーストフードばかり。
宿泊のホテルは思いの外、綺麗でハイセンス。駅近で申し分なし。朝の和食バイキングも美味しかった…のだが夕食はつかず…
駅構内のお弁当を買って、部屋で食べるという😵💦
だが孫は、それも楽しい!とばあばを安堵させてくれる。
ホテル最上階の大浴場を楽しみ、部屋でそれぞれの寛ぎ方(笑)を満喫。
翌日は、旅の一番の目的地「宇宙科学館」へとタクシーで向かった。
満開の桜並木に囲まれた池をぐるりと回り、宇宙科学館に着く。
広大な敷地の中の、高く聳える建物。
階段の右側にはエレベーターがあるのだが、頑張って階段を昇る。(大変くたびれました。)
広い施設は、三階までいろいろなゾーンがあり、12時投影のプラネタリウム観覧まで、存分に楽しめる。
ただ、私はかなりパス(笑)をしたい。
ファミリーでかなりの混雑の日曜。
孫娘は、人混みが苦手な上、このプラネタリウムは数回来ている「常連」。
人の少ない二階の「アクアリウム」や「鉱物ギャラリー」「化石の部屋」などをすいすい行く。
アクアリウムなんて、川や海の生き物、つまり魚とかムツゴロウとかヒトデとか…がいっぱいいる 「宇宙」感あまり無し、だけど。(でも逆に助かった😅なんだか楽しいし🥰)
写真は、ほんとにいっぱい撮ったのだが、実はこれがブログ、(俳句も含め)にまとめるのが困難というか苦痛(笑)というか時間がかかる要因となり、今に至るという次第。
孫の一押しのプラネタリウムは圧巻だった。
優先席などない、プラネタリウムの席なのだが、孫のこだわりで 一番後ろの中心より右側席。
こちらは、階段席ではなく平面に扇状に並ぶ席。
生解説のお兄さんがよく見える席。
リクライニングを倒して、丸い天井を見上げる。
真っ暗な会場の真上に照らし出される満天の星。
冬の星座と春の星座が見える、今の、今夜の夜空。(この宇宙科学館から見える)
冬の大三角、春の大三角と神話の世界。
解説のお兄さんの話に引き込まれる。
非日常に酔いしれて。
心地よい時間だった。
帰路に着く日の朝は、久しぶりの青空だったのだが
孫は、「旅行から帰る日の朝ってなんか憂鬱。」とぽつり。
ばあばもね、日常が待ってるから。
家が一番とはいえ、非日常の旅行ってやっぱり夢見心地の幸福感💓
わかるわかる、でもまた来ようよ。
孫の言う通りの素晴らしいプラネタリウムだった✨
こんなに近いんだから(特急列車で40分弱)いつでもね。✨👵🌸