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蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

曇天の恩寵

2025-04-05 22:00:00 | 日記













          利休梅真白 曇天の恩寵
































          咲ききって 惜しみなく散る 桜かな




































          たんぽぽや 踏まれぬ術も 知っており





























          花蘇芳 地道に咲ける 派手やかさ































          亀鳴くや「チン」で済ませるひとりの餉








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桜散り初む

2025-04-02 23:41:00 | 日記














          桜散り初む 底抜けに 青い空



















          花屑の まだ薄き道 日の匂い




















          地に還る 刻の静けさ 飛花落花

















          桜月夜 咲き満ちるてふ しずけさ


















          八重椿 艶やかなりし 落ちてなお


















寒い日が続く。
先週はじめの、妙に暖か過ぎる2〜3日の後、あれよあれよと咲き始めた桜。

その後、雨が降ったり曇天日和で寒の戻り。
夫と、今年はもしかしたら入学式まで咲いているかもしれないね、などと話したが。

買い物帰りのコンビニ近くの桜並木を写真に収めようと行ってみた。
こちらは、橋の上から眺める道路脇の桜が見事で、毎年必ず見にくる。
ところが、早くも満開を過ぎちらほら散り始めていた。

風の冷たい(昨日より幾分まし)の寒い1日。
けれども久しぶりの青空。
桜は青空が、やっぱり似合うと思う。
(曇天や雨降りの桜は、なんだか淋しくて写真も冴えない。)

落ちた花びら、「花の塵」「花屑」も私は好きだけど。


庭の西にひっそりある、八重椿。
今年は例年になくたくさん咲いた。
いつもは蕾は綺麗だけどひらくとがっかりなのだが(どうやら八重椿は蕾の中で虫が悪さをするらしい)今年は美しいものが多くて嬉しくなる。
もう落ちているものもあるけど、綺麗なまま。

夕方も晴れ、お月さまも久しぶり。




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宇宙科学館へ

2025-03-31 22:27:00 | 日記













          唐突に一泊 桜滿ち満ちて




















          婆と子の 気まま旅かな 春うらら
















          カフェメニュー ルーティンめきて 花の昼































          混み合いて 午後の図書館 鳥曇































          大目的は プラネタリウム 桜どき





















(ネットより)



(ネットより)















          花冷や 帰途つく日の空 青過ぎる






日帰りの旅行の予定だったが、当日の朝、宿(ビジネスホテル)が取れた。

土曜の朝、早くから来ていた孫娘にそう話すと大喜び。

一年ぶりの、「武雄市図書館」と念願の「佐賀県立宇宙科学館」のプラネタリウムへと。

バタバタとお泊まり支度をして、出かける。

快適な特急列車の旅。
桜満開の温泉街は、どこへ行っても桜に癒される。
今年も贅沢なお花見となった。

ただ、風も冷たく薄曇り。
行き当たりばったりの婆さんと、去年よりずっと頼もしく「大人」になった もう直ぐ高校生の孫。
去年より更に頼りない、その上腰痛持ちでアタマの回転もスローになったばあばを、あちこちで孫がフォローする旅となった。

食事は、今回ご馳走は全く無し。
毎度のスタバと、似たり寄ったりのファーストフードばかり。

宿泊のホテルは思いの外、綺麗でハイセンス。駅近で申し分なし。朝の和食バイキングも美味しかった…のだが夕食はつかず…
駅構内のお弁当を買って、部屋で食べるという😵💦
だが孫は、それも楽しい!とばあばを安堵させてくれる。

ホテル最上階の大浴場を楽しみ、部屋でそれぞれの寛ぎ方(笑)を満喫。

翌日は、旅の一番の目的地「宇宙科学館」へとタクシーで向かった。

満開の桜並木に囲まれた池をぐるりと回り、宇宙科学館に着く。
広大な敷地の中の、高く聳える建物。
階段の右側にはエレベーターがあるのだが、頑張って階段を昇る。(大変くたびれました。)

広い施設は、三階までいろいろなゾーンがあり、12時投影のプラネタリウム観覧まで、存分に楽しめる。
ただ、私はかなりパス(笑)をしたい。
ファミリーでかなりの混雑の日曜。
孫娘は、人混みが苦手な上、このプラネタリウムは数回来ている「常連」。
人の少ない二階の「アクアリウム」や「鉱物ギャラリー」「化石の部屋」などをすいすい行く。
アクアリウムなんて、川や海の生き物、つまり魚とかムツゴロウとかヒトデとか…がいっぱいいる 「宇宙」感あまり無し、だけど。(でも逆に助かった😅なんだか楽しいし🥰)

写真は、ほんとにいっぱい撮ったのだが、実はこれがブログ、(俳句も含め)にまとめるのが困難というか苦痛(笑)というか時間がかかる要因となり、今に至るという次第。

孫の一押しのプラネタリウムは圧巻だった。

優先席などない、プラネタリウムの席なのだが、孫のこだわりで 一番後ろの中心より右側席。
こちらは、階段席ではなく平面に扇状に並ぶ席。

生解説のお兄さんがよく見える席。

リクライニングを倒して、丸い天井を見上げる。

真っ暗な会場の真上に照らし出される満天の星。

冬の星座と春の星座が見える、今の、今夜の夜空。(この宇宙科学館から見える)

冬の大三角、春の大三角と神話の世界。
解説のお兄さんの話に引き込まれる。
非日常に酔いしれて。
心地よい時間だった。



帰路に着く日の朝は、久しぶりの青空だったのだが
孫は、「旅行から帰る日の朝ってなんか憂鬱。」とぽつり。

ばあばもね、日常が待ってるから。

家が一番とはいえ、非日常の旅行ってやっぱり夢見心地の幸福感💓

わかるわかる、でもまた来ようよ。
孫の言う通りの素晴らしいプラネタリウムだった✨


こんなに近いんだから(特急列車で40分弱)いつでもね。✨👵🌸










     

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桜 満開

2025-03-28 19:27:00 | 日記

















          昨日雨 さざめいて 今日花の雲















          うかうかと 一週間よ 花万朶















          初花を見ぬまま いと早やも 爛漫
















          日帰りの 旅を控えり 花曇り

























          雪柳 溢さぬように そっと歩す













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ミモザと黄砂

2025-03-26 14:46:00 | 日記











          まだ夢の 続きの中の 霾ぐもり

















          ミモザの黄 古び狭庭 際立たせ






























          ミモザあざやか 珈琲はアメリカン





















          つちふるや 鷺がすっくと 伸ばす首










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