皇帝ダリア 小六月の 空に咲く
朝の月 だけの青空 小六月
鷺の飛翔 金柑の はるか彼方
カフェ店員と 相憐れみぬ 神の留守
雲一つない青空が広がる朝、ひと時ぼんやり眺め、高い空の下弦の月を撮ったり、たわわな金柑の実を眺めたり…。
白鷺はこの辺り、割と低く飛んでいくのだが、今日は随分高くて、スマホでははっきり撮れなかった。
夫は昼から一泊の小旅行。
孫たちの夕飯作りはあるものの、なんとなく気楽。
近場のイオンに買い物へ行き、久しぶりに、シアトルズで一服。
こちらの店員さんは気さくな方が多くて、客層が割と高齢だからだろうか、大抵のお客とは馴染みみたいに気楽に声をかけたりする。
今日のお姉さん、「あっ胃は大丈夫でしたか?」
あらー
もうかれこれ一月前。あの日は夏の疲れからか食欲もないのに、なんとなくパスタランチを注文。
やはり食べきれず半分ほど残してしまった。
そおっとトレィや食器などの棚に置いて帰ろうとしたら、この方がタイミング良く(?)
受け取り、「お口に合わなかったですか?」とおっしゃる。
慌てて「いえ、私今、胃の調子が悪くて。ごめんなさい。完食できると思ったのに、ちょっと駄目でした。」
「あっそうでしたか。お大事にしてくださいね。」
バツが悪いし申し訳ないし、罪悪感で、しばらくこのお店に行かずにいた。(笑)
で、本日。
この前はごめんなさい、と言えば、そのお姉さん、「私も胃をやられて一週間入院したんです。辛いですよね。」
そうだったんですか。私はただの夏バテ、今はすっかり良いんでよ。
しばしレジ前で喋る。(後ろのお客に大迷惑😅)
そうそうに離れ、一人掛けテーブル席に着く。
ホットサンドを運んでくれて、又ひとしきり(笑)
(なんだかこの職場のマネージャーがストレスとか…)
あまりお喋りしては、差し障りがあったり、他のお客さんの迷惑になる、と「大変ですね、私は気楽な身ですから。あなたはお大事にしてくださいね。」
後はコーヒーを飲みつつ、昨日と今朝の写真を眺め、俳句作りに専念。
キープメモに、三句書き、混んで来たレジを横目に、今日こそはそぉっと店を出た。
夕飯を孫たちの元へ届け、帰れば早くも、夕暮れが迫る。
それでもまだ五時半。
セブンの「ご褒美モンブラン」を夕飯前に、コーヒーとともにいただく不良ばあさん(笑)
夫が居ないと、食生活乱れるなぁ。若いもんじゃあるまいし。
「ご褒美」だなんて、なんか罪悪感(笑)
コーヒー、今日は三杯目。
又胃が悪くなりますよ。
って誰かに言われそう。
珈琲の 香満つ初冬の モンブラン