キウイの木がある。でも今まで一度も実がなったことがない。
キウイはヌボーっとした、ツタのある木で、つるバラ用の網に絡みつくように急成長している。昨年は他の木にも絡んでいて、それは除去させていただいた。
そんな元気なキウイだけど実がなったことがない。ご近所さんには三桁単位でなっているところがあるらしい。ネットをみると、キウイを育てている方はけっこういる。
ニュージーランドのイメージがあるキウイだけど、ここ埼玉県でも育つはずである。
けれども、実がならない。
調べたところ、キウイには雄花と雌花があって、その開花時期が重ならないと受粉がうまくいかない。そして雄株には雄花、雌株には雌花が咲くようです。
観察してみると、雄花らしき花だけがいっぱい咲いている。
けれども雌花はまったく咲いていない。蜂はいらっしゃる。蜂がいてもね・・・。
ネットによると、雄花の花粉をとっておいて、雌花に人工授粉をする方法もあるみたい。幸いにして、先に咲いているのは雄花だから、花粉を保存してみることにした。
ちなみにもし雌花が先に咲いてしまった場合は、雄花の花粉を一年間冷凍保存するという方法もできるみたい。
花粉ってすごいなあ。冷凍保存が、家庭用の冷凍庫でできるんだ。と申しますか、冷蔵庫がものすごい画期的な発明だったのかもしれないとふとおもった。
9年前の東日本大震災のときは、埼玉県は計画停電の対象地域だったので、冷凍庫の心配をした。たまたま予告はされていたけれど、住んでいる住所では、一度も実際に計画停電が行われたことはなかった。
開ききった雄花の花粉にはすでに生殖能力がないとのこと。けれどもあたしは出足が遅いので、ほとんどの雄花が開ききっていた。
こういう感じのものがいいらしい、たぶん。
いい感じに人口受粉できそうな雄花と、小さな可能性に賭けて念のため摘んでおこうという微妙な感じの雄花を摘んでみた。
残念ながら、これはいけそうな気がするとおもうものは、そんなに数はない。雄花を摘んだのは数日前の話で、ある程度は乾燥をさせても大丈夫との情報を見かけたので、そのまま新聞紙に置いておいた。
すると、乾燥して、どれが開ききった雄花かがとてもわかりにくい。
すぐ怠けようとするから仕方がないね。まあひとまずいいや、と適当にかまえて、ジップロックに雄花を入れて、冷凍庫に入れた。
今まで収穫ゼロだったんだからね。欲張らない、欲張らない、と自分に言っておる。欲張ったり、怠けたりで失敗することよくあるなあ。
雌花が咲くといいなあ。実はキウイの花を観察したのは今年が初めてで、本当に雌株に雌花が咲くのかどうかもわかっていない。雌花が咲いたことあるのかな。
咲きますように~
◆臼村さおり twitter @saori_u
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