Carry me back to Old Virginny

1974~1975年にわたるアメリカ・バージニア州R-MWCへの留学記(手紙)です。

Happy Birthday, Wanda!

1975-04-05 | RMWCの日々

お元気ですか?ここ2,3日強風が吹き荒れています。日本で言う花散らしという風でしょうね。桜も文字通り散ってしまいましたし、キャンパス内にちぎれた枝が散乱しています。山の方では木が根こそぎ倒れたり、被害があったそうです。

おとといはStephanieのお母さんが見えました。彼女が私のママに会って、といってきたのでお会いしましたが、さすがにインテリ風のしっかりした婦人でありました。帰りにTexasに寄ったら、ぜひ家へいらっしゃいといわれました。

昨日はWandaの20才のお誕生日でした。Alsonが教えてくれたので、昼食を同じテーブルで取り、最後にHappy Birthdayの歌を歌ったの。まわりのテーブルからも拍手が沸きました。それから夕方は、私とJenniferとAlisonとEllenとWandaとで、Randieにピザを食べに行きました。Wandaはもちろん、わたしもJennifer も知らなかったのですが、AlisonとElenとはバースデーケーキをこしらえてあったので、Randieのウエイトレスに頼んで、食事の後持ってきてもらったの。ろうそくがついていて、とても綺麗なバースデーケーキで、私たちはびっくりしました。周りの関係ない人たちもニコニコしてみていて、とてもいい雰囲気でした。RandieではR-Mの子がアルバイトでギターを弾き語りしていて、ちょうどその時間だったので、効果満点でした。

大学に帰ってから、Swim clubのメンバーによるSwim Show-synchronized swimmingがプールであったので、観にいきました。プールを真っ暗にして、スポットライトをあてて、とても美しい光景でした。アメリカの女性史みたいな筋立てで、音楽も1920年代からの流行曲を取り入れてそれにあわせて泳ぐの。圧巻でした。

私のホールにはLinda Smithという子がいますが、彼女はすごくうまくて、オリンピック候補なのです。お金がかかるので、オリンピックには出ないそうですが、全米でもトップの方なのですって。彼女はダイビングの演技を見せてくれました。ところが、ちょうど私の隣に座ったおばあさんがLindaのおばあさんだったのでありまして、彼女が言うには、去年の夏、日本人の男の留学生を3ヶ月くらい世話したことがあるとか。しばらくおしゃべりしました。私の宗教は何か?ときかれて(この質問は必ずといっていいほどされますね)、とくに持っていない、というと、じゃぁアメリカに来たのだからキリスト教徒になりなさいとか(?)チンプンカンプンなことを言われました。彼女が預かった男の子は神道だったそうです。