中部電力のように、各原発の敷地内に、貯蔵施設を作ることができれば、輸送中の事故のリスクも最小限に抑えられます。もちろん、地元自治体との協議は必要ですが、むつ市に建設したときのように、40年後には、他の場所の移すかどうかの協議をするという約束をいれれば、可能ではないでしょうか。
現在の各原発の保管量をご覧ください。2000トン近く溜まっている柏崎刈羽には、むつ市と同じぐらいの規模が必要で、高浜と大飯にも多少大きな施設が必要となりますが、他の原発は、体育館程度の大きさでも間に合いそうです。
各原発の使用済み核燃料貯蔵量
泊(北海道) 400トン 敦賀(福井) 580トン
東通(青森) 100トン 美浜(福井) 390トン
女川(宮城) 420トン 高浜(福井) 1160トン
福島第一 1960トン 大飯(福井) 1430トン
福島第2 1120トン 島根(島根) 390トン
東海第2(茨城) 370トン 伊方(愛媛) 610トン
浜岡(静岡) 1140トン 玄海(佐賀) 870トン
柏崎刈羽(新潟)2380トン 川内(鹿児島) 890トン
志賀(石川) 160トン
(2013年9月24日現在)
2014年7月19日 「脱原発四日市市民の集い」2014年度第3回原発シンポジウム 園田淳
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