2019年6月の雨の日。浜通りを訪ねてきました。 . . . 本文を読む
昨年9月20日、7年半ぶりに通れるようになった富岡街道・国道114号線の浪江IC~津島ゲート間を訪れました。
沿道のあちらこちらにある、「注意 帰還困難区域内につき長時間の停車はご遠慮ください」の看板が目に付きます。
福島県双葉郡浪江町の中心部は、福島第一原発から北にわずか10キロ余り。
沿岸部が震度6強の揺れと15メートルを超える津波に襲われ、
100名超の犠牲者を出した翌日早朝、原発事 . . . 本文を読む
1年ぶりに原発事故の被災地を訪れました。
毎日にように、ネットで被災地の記事をチェックしていますが、
「放射能の影響はほとんどなく、復興は着々と進んでいる。」
と思わせる内容が並んでいます。
復興事業で、ショッピングセンターが開業し、住宅が立ち並び、
海岸部には堤防が完成しソーラーパネルが並び、明るい表情の人々がインタビューに応えています。
はたしてそうなのか?
この1年間で、どれく . . . 本文を読む
6月初めに福島県を訪れました。飯舘・南相馬・浪江・双葉・大熊・富岡・楢葉などの原発事故被災地を400枚の写真とともに紹介します。
2017年初夏 ~原発事故被災地を訪ねて~
以下、三重県四日市市で開催した、脱原発四日市市民の集いの2017年第2回シンポジウム
「いま福島で何が起こっているのか」で写真を紹介したときのレジメです。
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希望の牧場
2016年1月17日 園田 淳
2015年6月11日、福島第一原発事故から4年3ヶ月。福島市から車で浜通りへと向かいました。2011年6月に市内の128世帯が「特定避難勧奨地点」に指定され、わずかな放射線量の違いが地域を分断した「伊達市」。「避難指示解除準備区域」「居住制限区域」「帰還困難区域」の3つの地域に分断され、住む人がいなくなった村内を . . . 本文を読む
牛の模型を載せた街宣車で全国をまわり、脱原発を訴える吉沢さん=6月、名古屋市で(中日新聞より)
希望の牧場
2016年1月17日に私がある会報に寄稿した文章です。いま発売中のものに載せていただいているので、さわりの部分だけですが紹介いたします。
2015年6月11日、福島第一原発事故から4年3ヶ月。福島市から車で浜通りへと向かいました。2011 . . . 本文を読む
6月13日、予定より早く目が覚めたので、新幹線をやめ、東北本線の鈍行で、南へ向かうことにしました。
昨晩泊まった郡山の街は人口がずいぶん増えているそうで、駅前は、福島駅よりさらに賑わっていましたし、車の渋滞もひどく感じました。
白河で途中下車し、お城を見学、残念ながら時間が早かったので中には入れませんでしたが、外観を楽しませてもらいました。
次の鈍行で新白河駅へ、ついに新幹線 . . . 本文を読む
フロントのお兄さんに前日の晩、「出発の際は誰もいないので、鍵はカウンターに置いておいてください」と言われていました。
こんなに早いのは私ぐらいだろう思いフロントに降りてみると、カウンターにはすでに大量の鍵が!!まだ早朝5時半です。
そういえば、夕食で平の駅前をうろついた時にたくさんの作業服を来た人達を見かけましたが、一緒のホテルにも多くの人が泊まっていて朝早く北に向かってでかけたのでしょう。
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6月10日水曜日、梅雨入り前のカラッとした晴天の日に福島市を訪れました。
会津若松⇒郡山⇒福島市内散策
毎日、福島の地元紙をネットでチェックしていても、離れている場所に住んでいる者にとって、なかなか分かりづらいのが、福島市や郡山市といった、新幹線が通る中通りと呼ばれる地域の状況です。
駅東口で自転車を借りました。な . . . 本文を読む
6月11日、早起きして5時にホテルを出ました。前日に借りておいたレンタカーで出発。この日もいい天気。予想最高気温は31度。福島がこんなに暑いとは知りませんでした。4号線を北上する予定でしたが、気づいてみると13号線。
予定を変更して飯坂温泉に寄ってみることに・・・こんな早朝、どこも開いているはずもなく、始発電車を見送って・・・
あの399号線(浪江町で帰還困難区 . . . 本文を読む
6月12日、石川町からあぶくま高原道路を通り、小野町から県道145・36号線で川内村に入りました。
川内村は東部の157世帯329名が避難指示となっていましたが、18世帯54名を除き、昨年10月に避難指示が解除となりました。現在約6割の住民が戻っています。
しかしながら富岡町や楢葉町と接する地域(避難指示解除準備区域)に住んでいた18世帯54名の方々は避 . . . 本文を読む
ダンプやマイクロバス、除染関係車両が行き交う6号線を南下し、双葉町から帰還困難区域に入りました。
福島第一原発は双葉町と大熊町の境に、第2原発は富岡町と楢葉町の境に位置しています。
事故から4年3カ月が経過し、4つの町はそれぞれどのような状況になっているのでしょうか?短い時間ではありましたが、訪れてきました。
双葉町はほとんどが帰還困難 . . . 本文を読む
6月11日の浪江町。第一原発のある双葉町の北隣の町です。
町の山側のほとんどが帰還困難区域となっていますが、比較的線量の低い6号線から海側の避難指示解除準備区域では多くの作業員の方によって除染作業が行われています。以前は鮭が遡上していた請戸川の河畔では、除染作業員の方々がしばしの休息をする姿が見えました。
この街は、ほかの自治体と違って、許可書がなければ . . . 本文を読む
突然の訪問でしたが、牧場主の吉澤さんより1時間も!お話をしていただきました~感謝です^^...
ここは福島第一原発から約14キロ。排気塔が望める距離にあります。
事故の時の状況や避難命令後の当局の動き、その後の牛の飼料を確保することの難しさや殺処分を押し付けようとする政府との戦い、これからの反原発運動のありかたや若者たちへ我々の思いを伝えていくことのことの大 . . . 本文を読む
美しい自然に囲まれれた山間の別天地。川俣町の東部・山木屋が2011年3月、風下となったばかりに、放射性物質が大量に流れ込みました。当初、この地域は30キロ以上離れていたため、避難指示は出されませんでしたが、40日以上も経過した2011年4月22日、突然。避難指示が出されました。政府の判断ミスにより山木屋の住民や動物は無用の被ばくを強いられた上に、自らの土地に住むことを禁じられてしまったのです。
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