ちょっと遠くて行きたくてもなかなか行けなった六甲山。
ようやくチャンスが巡ってきました。
六甲全山縦走路をどこまでいけるか?チャレンジです。
なるべく早くスタートしたいと
最寄り駅から2つ先の駅まで
暗い中を自転車で約30分。
始発電車から5本の電車を乗り継ぎ
8:47分 宝塚に到着です。
駅にも全山縦走路の表示があってテンション上がりますね~
宝来橋を渡ってスタート!
さっそくトレイルランナーとすれ違います。
さすが六甲!登山者よりトレイルランナーのほうが多い~
紅葉ヶ丘を通り塩尾寺へと舗装道を登りいよいよ登山道へ。
保守工事の方々とすれ違いました。お疲れさまです。
祠のある岩倉山をすぎると
縦走路を少しそれた場所にピークが5つ。
地図を確認しながら一つ一つ拾っていきます。
縦走路と違って笹や草木が茂っていて
道も不明瞭で迷いそうな場所もあるので注意。
譲葉山4峰と
宝塚最高峰の岩原山をゲットして
10:53大谷乗越。
舗装道を横断して登山道へ。
再び舗装道に出ると左手に
甲山や阪神の街並みが良く見えてきます。
突き当たりまで登ると大きな電波塔。
そのわきを分け入ると右手に三角点が現れます。
ここが大平山。眺望はなし。
少し舗装道を戻り標識に従って右折です。
盤滝トンネルの上の小ピークを越え、分岐を右へ。
またまた縦走路をそれて次のピークへ。
笹を掻き分けP661。
それらしき場所に表示はなく赤いタオルがあり
ここも眺望なし。
縦走路に戻る際に
P661を目指す親子?と出会い情報交換。
次は尾根をこえて船坂峠。
ここからの登りは結構急で
ときおり手を使っての登り。
六甲は快適に走れると
勝手に思い込んでいましたが
このあたりは普通に登山道でしたね〜
岩の登り笹道を行くと水無山のピーク。
南東方向の眺望あり。大阪湾が望めます。
10分ほど下るとまた舗装道。
県道16号・明石神戸宝塚線に出ます。
ここを下って鉢巻山へ。
ここが今日一番の難関でした。
背より高い藪をかきわけ
大きな松の木に山頂表示を見つけたときは感無量。
思わずその木に登り、眺めを堪能です(笑)
県道に戻り、縦走路に復帰。
トンネルの上を超えて電波塔のある後鉢巻山に寄って
いよいよ六甲最高峰へ。
この辺りドライブウェイと
登山道が錯綜していているので車に注意です。
13:18下の広場まで辿り着くと
ちょっとお昼は過ぎていましたが
多くのハイカーが休憩。賑やかです。
食堂や自動販売機のある一軒茶屋の駐車場も満車。
スポーツドリンクで喉を潤していると
登山記念バッチ販売とあったので立寄って見ましたが
値段の割にショボくてがっかり。
(ちなみに750円~1000円でした)
気を取り直して山頂へ。
30年ぶりの六甲ですが景観に記憶はなく
ここには来ていなかったようです。
爽やかな風が吹き抜け眺望も最高。
摩耶山や淡路島も。
順番を待って山頂表示の前で
近くにいた方にお願いして記念撮影です。
まだまだ時間は大丈夫。
さらに県道16号を西へ。
500mほどで左手(南方向)にピークが一つ。
ガードレールの向こうに踏み跡が見えたので
跨いで笹の茂る急勾配を降りていきます。
5分ほどでコルがあらわれ
少し登り返すと本庄山(中おたふく山)山頂です。
Uターンして県道に戻り縦走路へ。
5分ほどで分岐。
またまた縦走路をそれて西おたふく山へ。
14:18到着。これで本日13ピークです。
山頂表示は見当たりませんでした。
縦走路に復帰しますが
すぐに県道にでました。
日没まではまだ時間があるので
摩耶山まで足を延ばすことに決めましたが
少々距離があります。
縦走路より走りやすい県道で時間短縮。
六甲山頂駅や子ども連れや若者で賑わうアスレチックパーク
高山植物園や六甲ビジターセンターなど
立ち寄ってみたい場所もありましたがスルーし
15:10に三国池右折の表示。
三国池と三国岩に立ち寄りここからは下り。
縦走路のほうが速いと判断し駆け下り杣谷峠に出ました。
穂高湖の看板があらわれ右折。
湖岸に着くとカヌーの講習会が開催されていました
。鮮やかなカヌーが並んでいます。
東側の湖岸の道を辿りシェール槍へ。
名前のとおり急勾配の岩山です。
よじ登って山頂に着くといい眺め~。
山頂は巨岩と松の木。
眼下には穂高湖。目の前には摩耶山。
大阪湾の向こうに淡路島が見え
振り返れば六甲や摂津の山々など360度の景色が楽しめ
爽やかな風が吹いています。
ここに来て良かった~と思える場所ですね。
さらに徳川道などを通って摩耶別山
➝展望台となっている「石舞台」
➝ロープウェイ駅へ。
そして最後のピーク摩耶山へ登りました。
16:38 少し迷いまいましたが
ハーブ園行きはあきらめここから下山。
虹駅までの道は歴史の宝庫。
奥の院や天上寺跡
仁王門や茶屋跡などが次々に現れ
昭和の時代までたくさんの人で
賑わっていたことを偲ばせる旧跡が次々と現れます。
永遠に続くかと思わせる石段も見事です。
虹駅から下はハイキングコースとなっていて
途中展望台があったりして
眼下の市街地の景色が少しずつ近づいてくるのが楽しめます。
虹駅から10分ほどで住宅街にでて
時折バス停もありましたが
そのまま阪急王子公園駅まで駆け下りました。
17:38到着です。なんとか日没までに間に合いました。