この2つの山。
それぞれ別の日にアタックする計画でしたが
あるお方のYAMAP活動日記を見て
もしかしたら一日で廻れるかもと考え企画してみました。
熊野市駅からバスで
小又下車。
のどかな小又の里
を通り抜け
林道を歩いていくと
写真に収めることはできませんでしたが
ここでカモシカと遭遇。
鳴き声を発しながら去っていきました。
P521南側のコルで林道と別れて左折。
尾根筋を登ります。
変わった紋様の蛾と遭遇。
キバラケンモンだそうです。
分岐までは歩きやすかったのですが
P642.9へは倒木が多く少々時間がかかりました。
展望はありませんが三角点ありです。
ここから龍門山までは左手に見える山並みを見ながら
防鹿柵に沿って進みますが
支線が邪魔で歩きづらく数カ所に有刺鉄線があるので危険。
藪も結構なので右に左に避けたり突破したりでした(笑)
ようやく辿り着いた山頂ですが展望はほんの少し。
南方向に熊野灘がチラリと見えます。
やはりこの山は麓にある滝(今回は行けませんでした)
が魅力なのでしょうか。
P649.2は南側をトラバースして分岐まで戻り左折。
杉に○仲と白ペンキで3つ描いてあります。
大蛇峰の案内表示がある
八丁峠まで下って強烈な登り返し。
尾根まで登って左にカーブ。
次の小ピークを左にグイーンと
曲がるところを直進してしまい
気付いて戻ると消えかけた黄色い表示がありました。
次の小ピークを左にカーブしながらコルを過ぎ
右に曲がりながらシャクナゲの群落がある
P607へと登って次は左に。
複雑な尾根筋で踏み跡が薄いので
地形図を見ながらクネクネ進みます。
ここも時折藪掻きさらに棘棘も有り涙。
そしてP639を過ぎ右に折れると眺望が広がります。
目の前に大蛇峰。
その左に東紀州の山並みと白い新鹿ビーチ。
魅入ったあと見下ろすと倒木祭り。
景色はいいのですがコルまで降りるの大変です…
岩稜を登り返すとヤマツツジ。
振り返ると龍門山やケジョ山などが良く見えます。
20分ほどで山頂っぽい所に着きますが藪です。
掻き分けて突き抜けると目の前が開けて
振り返ると山頂表示。
七里御浜と熊野川の絶景が待っていました。
時間があったので烏帽子岩へ。
疲れた脚には結構堪えましたが行く価値ありです。
梯子を伝って尾根に突き出た岩に登ると360度見渡せます。
大型獣用の鉄製の罠の残骸のある
分岐を左に折れ
植林帯を下りていくと
見事な滑床が現れ
滑るように水が流れて独特な景観。
この渓流の景色もなかなかです。
国道42号まで降り
さらに下ると右手に
落差50mはあろうかと思える瀑布を見れます。
清滝です。黒光りする岩肌の前を流れ落ちる様は圧巻!!
弧を描く大泊ビーチでゴール。
コミュニティーバスで熊野市まで戻りました。
今宵は満月のもと七里御浜で野営です。
明日は新宮から子ノ泊山です。
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