こどもたちの未来へ  

Más vale prevenir que lamentar.

紅葉&ススキ。室生火山群縦走。 古光山三峰→倶留尊山

2023年11月02日 | 登山って楽しい~

そろそろ曽爾高原の

ススキが見頃なのでは?と思い

名張からバスで小一時間。

曽爾役場前で下車し

御杖村へと通じる舗装道を歩いて行きます。

振り向くと西側に凸凹した室生火山群の山並み。

鎧山に兜山。

国の天然記念物に指定されている

屏風岩も見えてきました。

1時間かかって大峠。

左手の太陽光パネルの向こうに

紅葉が始まった山腹です。

ここが西から2列目の室生火山群。

やはり急斜面。

いきなりロープ場となっていて

しっかり掴みながら登っていきます。

途中腐った根っ子に結んだ

ロープがあったので結び直し。

やはり100%信じては駄目ですね〜

タイミング悪ければ危ういところでした。

稜線に上がると良い眺め。

まずは東方向。大洞山や学能堂山です。

次のロープ場を上がると西方向に住塚山かなー。

南峰ピークに立つと360度のパノラマです。

向こう側からカップルが登ってきて

あの尖った山って何でしょう?と聞かれました。

高見山でしょうか。と答えましたが

後で良く同定してみると局ヶ岳でした。

スミマセンm(_ _)m。

西側には火山群がズラリ。

壮観ですね~。

北方向には半分禿山っぽい亀山と二本ボソも見えてきます。

コルまで下りて振りかえると色とりどり。

綺麗な山腹。

岩場が続くので良い眺めの連続です。

古光山は凸凹していて

主峰と南峰以外に1〜5峰があります。

のでアップダウンの繰り返しで

しかも結構な急斜面。

最後は緩斜面を登って古光山頂です。

眺望は木々の合間から見える程度。

三角点あり。

間違って北尾根に入ってしまいUターン。

もう一度山頂に戻り東を見ると

急勾配にロープ。

フカタワまでの下りは

かなり危険で落石にも注意。

ロープに頼らざるを得ない場面の連続です。

コルに下りてホッとすると

何か生き物が左手を通りよく見ると若い狐。

一瞬ふり向き目があったと思ったら

踵を返しふさふさの尻尾を

なびかせながら去って行きました。

そして登り返し。

15分程の急登で

紅葉が綺麗な後古光山山頂です。

山頂表示板は壊れていますが

景色はまあまあ。

背の低い木々の向こうに山並みが望めます。

ここから北側の登山道は

かなり整備されています。

続く稜線にはススキが

そよそよ風になびいて綺麗。

日本ボソ(左)と亀山の姿が見えてきました。

再び植林帯の中の連続階段を降りると

舗装道。横切って笹の道を登り返し。

尾根筋まで上がると

賑やかな声が聞こえてきて

笹の向こうに日本ボソの姿。

両側のススキを愛でながら進むと眼下には

お亀池や赤い屋根の青少年自然の家と

たくさんのハイカーの姿。

強風にもかかわらず亀山山頂にも10数人。

野焼きの煙でムセながらもお昼休憩されていました。

すぐに退散し駆け下り亀山峠。

ここもたくさんの人。

この稜線の道の景色は素晴らしいの一言。

駐車場から20分ほどで上がって来れるので

軽装な方もチラホラ。

多くは倶留尊山に向かうようで

私もついていきます。

登り返すとまた野焼き。

煙にむせながら樹林帯に入り

間もなくで料金所の小屋が見えてきました。

前回訪れた際は無人でしたが

さすがの観光シーズンで4名の方がおられ

順番を待ってチケット購入。

バックは所有者専用トロッコ。

下山方向を答えると

詳しく説明してくれるとともに

眺望の解説もしていただき楽しめました。

輝く伊勢湾の向こうに恵那山がくっきり。

午前中は御嶽山も見えていたそうで

この秋一番の眺めだとのこと。

倶留尊の山腹もパッチワークのような彩り。

時折光が差すと見違えるように輝いて見えます。

今日来て良かった〜

何故かツツジが咲いていたり

右手にはツンと尖った局ヶ岳。

最後の急勾配を登り切ると

ススキと紅葉に彩られた倶留尊山頂です。

先着の一団が揃って

カップヌードルを啜っていました(笑)

振り返ると

ここまで来た道程の山々がくっきり。

縦走冥利につきます。

あとから来られた

年配の方に写真を撮ってもらい。

下山しようと思ったら

地面にファインダーを向けている人。

よく見ると黒オレンジのケムシ。

蛾の幼虫かな?とか話していると

 

なんとインドの方。

日本に来て4年とのことですが日本語が上手。

10数人の仲間でここまで来られたそうです。

Uターンして3番札の立つコルまで下りて

教えて貰った通りに右折。

シャクナゲの茂る薄い踏み跡を下るとモノレール。

ひたすら線路に沿って降りると

小屋が見えてきて林道に出ます。

くだってくだって

青蓮寺川沿いの県道へ。

川の真ん中にある弁天堂を見て

停留所に着くもバスは30分後。

渓流と

国見岳の断崖絶壁を眺めながら

川沿いを散策。

停留所二つ歩いてキャンプ場のある小太郎岩。

満員のバスに揺られて帰路につきました。

来週はいよいよ初のフルマラソン伴走です。



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