琵琶湖の東岸・木之本から
湖国バスの金井原行きに乗り
古橋停留所で下車。
まだ朝9時前ですがすでに強烈な陽射しです。
今日も猛暑となりそう。
かつて山上にあったお寺の観音像が安置されている
己高閣・世代閣の脇を通り林道へ。
身体にまとわりつく小バエや藪蚊に気を取られて道迷い。
500m超谷筋を入って気が付きUターン。
左矢印の案内板を確認して小橋を渡り
次の分岐を六地蔵方面の尾根筋へと進みます。
登山道に入っても小バエ達がブンブン。展望ポイントも気付かず通過。
ですが標高480辺りの四合目付近から少なくなり
ようやく写真を撮る余裕が出来ました(笑)
標高550で近江で一番古いと云わてる六地蔵。
そしてシャクナゲの群落。
続いてP594に建つ送電鉄塔の足元から絶景です。
竹生島が浮かぶ湖北風景はもちろん遠く比良山系や
眼下の長浜や米原の街並みが望めます。
えー!!ここまで馬が…と驚きの「馬止め岩」を過ぎ
100mほど急登すると道は右へとトラバース。
間もなく中世に栄えた鶏足寺跡の境内に入ります。
水量は僅かですが谷川も流れ
平らに造成された敷地が拡がっています。
ここに本堂はもとより
如法経堂・権現堂・中ノ坊・食堂や湯屋
御蔵や多重塔に庭園まであったと云うので驚きです。
湖北を見下ろす標高800m超のこの地に
いったいどれぐらいの人々が暮らしていたのでしょう。
5分ほど南へトラバースすると左折の案内板。
東北へ向きを変えて
急勾配を直登して10分で山頂です。
三角点や
様々な山頂表示が迎えてくれますが
眺望はなし。
南尾根を下っていきます。
南東方向に木々の間から
伊吹山が見えてきました。
山頂付近に雲がかかっていましたが
雲底が徐々に高度を上げてくれ
やがて山頂の姿も。
左手に己高山が見えてきて道間違いに気付きUターン。
この登り返しがキツイ。
P778をトラバースしながら西へ。
再び伊吹山を見ながら下ると送電鉄塔が現れ
次は湖北の眺め。
ここも素晴らしいパノラマです。
標高620辺りのシャクナゲ群落を過ぎると
傾斜が緩くなり100mほど下ると分岐点です。
高尾寺跡を見たくて左折。
藪を掻き分け急勾配に階段を下ると旧境内が見えてきます。
ここの見所は何といっても樹齢千年と云われている「逆杉」。
屋久杉にも負けず劣らず見事な立ち姿。
最近までここで毎年4月29日に祭りが
行われていたというのも頷けます。
そのまま南へ。
登山口のある林道脇に下山。
古橋停留所でゴールの予定でしたが
バスの時間まで未だ1時間半。
もう一つピークを拾って
旧北国街道を散策しながら
お土産とお昼を購入。
木之本駅まで歩きました。
明日はハーフマラソン伴走です。
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