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9月20日。
昨日かなり走ったので
今日は軽め。
標高があまりなく
アップダウンの少ないコースにしました。
朝9時。ひと気のない朝熊駅に到着。
看板に従って登山口のほうに歩いていくと
やはりこの時期
彼岸花が綺麗ですね。
毎年ほぼお彼岸の季節に咲く
不思議な花ですね。
なかなか人気のある
そして歴史ある登山道ということで
登山口には綺麗なトイレがあり
こんな看板も
伊勢志摩観光ナビを見てみると https://www.iseshima-kanko.jp/feature/asama/
「一生に一度は」と伊勢に憧れ、お伊勢参りが流行した江戸時代。参宮を終えた人々は朝熊山の山上にある朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)へも参詣するのが慣わしでした。
朝熊岳金剛證寺は、昔から伊勢神宮の鬼門を守る寺として「伊勢神宮の奥之院」とも呼ばれ、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭に唄われたと言われているほど、伊勢神宮とともに盛んに参詣されていました。
環境省が展開する「国立公園満喫プロジェクト」の先導的モデルに選定され、世界水準のナショナルパーク化を目指す伊勢志摩国立公園の最高峰である標高555メートルの朝熊山は、日本百景にも選定されており、現在でも参詣や観光を目的にたくさんの人が訪れています。展望台からは、伊勢市、鳥羽市を一望でき、運が良ければ富士山を見ることができます。
今は伊勢志摩スカイラインで山頂まで車でカンタンに行けるようになりましたが、ここでは、昔ながらのお伊勢参りのルートをたどり、いくつかある登山ルートのなかから、朝熊岳道(あさまたけみち)を歩いて登ってみましょう。
時間に余裕があるので
ゆっくり観光しながら歩いてみることにします。
どれだけ沢山の人が歩いたのでしょう
道が人の背丈以上に削られています。
途中、立派な橋が・・なんとこの下、ケーブルカーが走ってたんです!
伊勢志摩観光ナビによると https://www.iseshima-kanko.jp/spot/2381
朝熊岳道の中腹にある通称「十町橋」は吹き渡る風が気持ち良い絶景ポイント。大正時代、この下には当時東洋一を誇るケーブルカーが通っていました。しかし、戦時下の昭和19年に営業を停止し、レールは軍需品として供出されました。
十町橋から山側を見ると、現在でも、ケーブルカーの跡を見ることができます。
廃線マニアにオススメのポイントです。
こんな幻想的な大木も
40分ほどで展望が開けた朝熊峠に到着。
ケーブルカーはここが終点で
こんな旅館が建ってたそうです。
ここで伊勢神宮方面からの宇治岳道と合流。
左に折れ稜線にそって山頂へ。
5分で山頂に。
少し降りると大きな寺院や国史跡などがあるということで
1時間ほど散策。
とくに巨大な卒塔婆には驚かされました。
鮮やかな色彩の明星堂
国史跡。平安時代末期の経塚群。
朝熊峠に戻り
帰路は宇治岳道沿いに。
昭和初期。この道をバスが走っていたそうです。
すごいです。人気のある観光地だったんですね。
ときおり岳道を逸れ
地形図をみながら山頂へ
迷ったり藪に悩まされたりしながら
朝熊山西峰➝一宇田ノ頭東峰➝一宇田の頭
➝楠部山➝岩井田山とたどり。
この日は眺望もよく
眼下の景色もそこかしこで楽しめました。
尾根筋で木々も低木が多かったので
志摩半島の山々もよく見えましたし
明るく風も吹き渡り
心地よく歩けました。
楠部山から岩井田山への稜線では
もう伊勢陸上競技場が間近に見えます。
岩井田山を下ると
宇治岳道へ復帰。
五十鈴川を渡るとおかげ横丁。
緊急事態宣言下なので
お店もしまっているとこが多く
人影はまばらです。
宇治山田までは
古市街道を散策。
大好きな麻吉旅館を数年ぶりに見学して
大好きなお店へ。
ここのローストチキンは絶品です。
もちろんお昼を調達して
〆はここです。
朝熊Trail
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