こどもたちの未来へ  

Más vale prevenir que lamentar.

五ヶ所から八大竜王・中尾山・天狗岩山

2023年07月12日 | 登山って楽しい~

今日は旧南勢町(2005年に南島町と合併し南伊勢町に)

の山紀行というパンフを参考に歩いてみます。

日本海に梅雨前線。

雨の降らないところを目指し南へ。

伊勢市駅からさらに朝イチのバスで五ヶ所浦に到着。

降り注ぐ陽射しのもと港からスタートしました。

正面にピラミダルな五ヶ所浅間山を見ながら

五ヶ所川を遡り切原集落へ。

登山口への入り方が分からず

少し迷いましたが

1時間チョイで

目指していた八大龍王の燈籠を見つけました。

案内図を見て右に進むと

コンクリの橋に大きな鳥居。

参道の入口です。

階段などで整備された道を想像していましたが…

少し幅の広い登山道といった趣き。

倒木もチラホラあり

近頃はめっきり歩く人も減っている様子。

水場で身体を冷やしさらに高度を上げて行きます。

最後は立派な石段と

石でこしらえた竜頭付きの船石

(浄めの水用の?)があり

以前の賑わいを忍ばせています。

もちろん鳥居や祠も残っていて

お寺もあったということで飯盛寺跡の石碑もあります。

稜線に登ると右手に石が並んでいて

それに沿って東へ向かいます。

八祢宜山への登山道を逸れて尾根沿いに行くと

十分ほどで八大龍王北峰に到着も眺望なし。

Uターンして登山道へ復帰。

先程の稜線の分岐を直進してまもなくで

次のピーク・八大龍王西峰です。

ここも眺望なし〜

ですが時折真夏の陽射しが照り付ける暑い!!

西進すると稜線にガレ場が現れたり

ロープ場もあって岩場になっていたりで

南側に五ヶ所浅間山やリアス式海岸

その向こうに太平洋が広がります。

この稜線は植林がほとんどなく

雑木林が広がっていて

ときおりヒメシャラもあります。

ヤセ尾根や岩場を通過して

おだやかなピークとなっている

切原三角点でまさかのロスト涙。

尾根筋を間違え南側に降りてしまいました。

断崖絶壁が現れおかしいなと

思いながらも左から慎重に巻きながら通過。

大岩を見上げながらGPSを確認して気が付きました。

引き返すよりも

五ヶ所から切原峠への登山道へ

トラバースするほうが安全と判断し

無事登山道へ復帰。

切原峠へ登り返しました。しんど。

案内図に紹介されてた通り

ここからの五ヶ所浅間山は見事。

背後の大岩もデカい!!

見上げるほどです。

大岩を北側から回り込みさらに西へ。

イセAokiさんの切原峠西峰の

表示を通過して約半時間。

たいして景色の見えない

稜線のアップダウンを

辛抱強く進むと

剥き出しの岩場が現れました。

山頂表示はありませんが地形図のP396。

ここは北側の眺望が抜群です。

正面に鷲嶺・左に牛草山など

度会の山々が見渡せます。

今度は間違えないように南西尾根を進んで

2つ目の小ピークから南側に下って行きます。

越えられない岩場を右に左に巻いて

進むと舗装道が見えてきました。

横切って案内表示に従って

真ん中の道を登り返して三たび稜線へ。

だいぶ脚がへたってきました涙。

ここまできたらなんとか

あと2つピークを拾って帰りたい。

すると中尾北峰の表示。

元気を取り戻してシリアルを補給し

次のピークを左折。

明るい稜線を目指して

もうひと踏ん張り頑張って

中尾山山頂です。

眺望なし。三角点あり。

南方向に左折してコルに出ると

送電線巡視路の表示。

すると間もなく巨大な鉄塔がドーン。

右折して再び雑木林に入って間もなく

巨大な岩が立ち塞がり途方に暮れていると

左側にロープ発見。

しっかり握ってロッククライミング。

2メートル(笑)登ったら急勾配を直登。


双耳峰の山頂・天狗岩です。


水蒸気が多いせいか

霞がかかった眺望ではありますが

東の岩峰からは北〜東方向。


西の岩峰からは

南〜西のパノラマが見事です。


今日の最高の見せ場で昼食休憩。

照り付ける陽射しが強烈ですが

しっかり食べて水分補給もたっぷり。

Uターンして


送電鉄塔のピークは南へトラバース。


時折巨石が転がる雑木林の尾根筋を

どんどん下って行きます。

龍仙山へ向かう道との分岐を

左にと思っていたら標識に✗印。

気にはなりましたが

地形図見て大丈夫だと判断。左折。

旧道らしく掘れ方が半端なく歩けない状態ですが

その道に沿って10分下りると林道に合流。

左手に龍仙山

そのまま道なりに行き県道に出ると

正面に五ヶ所浅間山。

五ヶ所川沿いに下って港でゴール。

海→山頂→海。STSTS達成しました〜

(Sea to summit to the sea.)



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