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Más vale prevenir que lamentar.

鮎河から鯎川谷をぐるり回遊 〜鈴鹿50名山・能登ヶ峰&サクラグチ〜

2022年06月02日 | トレイルに挑戦!

JR四日市から始発に乗り

関西線の貴生川へ。

バスに乗り換え鮎河(あいが)口に8:20着。

千本桜で有名な鯎(うぐい)川沿いを遡りました。

8分で柵のある登山口。

林道を歩きガードレールのある橋を渡って

右側の登山道に取り付きました。

いきなりけっこうな勾配。

30分ほど懸命に登ると

鈴鹿50名山の能登ヶ峰到着です。

山頂は木々に囲まれていますが

少し東の小ピークからは

南東方向に宮指路岳と御所平が望め

意外と近くて驚きました。

反対側には綿向山

その手前に奥草山がよく見えます。

ここから5分で広々とした

標高730mの高原に出ます。

ピンクの花が出迎えてくれました。

地図には「鹿の楽園」とあります。

会えるかなと思っていたら一頭前をよこぎりました(笑)。

この高原

高木がなく灌木や草が生い茂り

独特な景観となっています。

ここからが大変でした。

ツツジ科の若木など

灌木を掻き分けたり乗り越えたり。

稜線なので次のピークを把握しておけば

迷うことはないのですが

長袖長ズボン手袋必携です。

西側に711mの突出した尾根が

あったのでいってみました。が、

サクラグチの向こうに

チラっと鎌ヶ岳のてっぺんが

見えたぐらいでした涙。

計画を立てるときに気になっていた

稜線にある丸い等高線。

ヤマレコの点々はみんな避けているので

どんなピークがあるのか

と思っていたのですが…

その等高線の脇に来ても

小高くなっているところはなく

藪をかき分け覗いてみると

「窪地」でした。

地形図が間違ってたんですね(笑)

灌木が密集していて

足を踏み込める場所ではありませんね。

次の696mのピーク付近も藪です。

大きな木が枝を拡げて

立ち塞がっているところも…

くぐったり跨いだりして

藪をかきわけ進むと

景色が開け

右手に御所平から

宮指路岳へと

連なる稜線がよく見えます。

灌木の間をすり抜け

高原状のピークを越えてコルに下り

758mのピークを右に

トラバースした後は急斜面を下ります。

 

一旦100m下のコルまで降りて

半時間ほどかけて

2つのピークを乗り越えると

標高650mのカタコシ峠に着きました。

さあ横谷山を目指します。

眺望のない尾根筋を

25分ひたすら登り山頂到達。

方向転換し西へ。

サクラグチ東峰に向かう

稜線は気持ちよく走れます。

北方向には雨乞岳

南側には先程通ってきた

能登ヶ峰や鹿の楽園の稜線

と鈴鹿南部の山並。

バイケイソウらしき群生もあり

リスにも遭遇。

東峰は南東方向が大ガレとなっていて

ここからも宮指路岳が綺麗に見えます。

サクラグチ主峰に向かうと

賑やかな声が聞こえてきました。

 

21人の大パーティー。

今日は誰にも会わないかなと

思っていたのでビックリ!!

 

どこから来たの?

いつもひとり?

など何人もの方が話しかけてくれました。

少し降りると

ここも気持ちのいい稜線で走れます。

サクラグチ主峰から

西峰の稜線にも

バイケイソウの群落が

陽射しを浴びて輝いています。

西峰からは綿向山。

少し西にある

南側に大ガレがある

789mのピークからは

鈴鹿の山々や遠く高見山地も望めます。

あとは樹林帯の中を

小一時間駆け下りて鮎河に下山。

14:24予定していたバスに乗り帰路に。

これで鈴鹿50名山の33.34峰目となりました。

鮎河➝能登ヶ峰➝カタコシ峠➝横谷山➝サクラグチ➝鮎河



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