こどもたちの未来へ  

Más vale prevenir que lamentar.

憧れの大杉谷と粟谷小屋宿泊  ~日本三大峡谷のひとつだそうです~

2023年05月29日 | 登山って楽しい~

山を登り始めてから

いつかは行きたいと思っていた大杉谷。

厳しいコースとのことなので

2年間いろんな山に登って経験を積み

脚を鍛えてきました。

先週、仕上げにと2日連続での山行

38km獲得標高3000mを14時間で走破し

なんとか行けるんじゃないかと確信。

山と渓谷でも特集されテンション上ります。

先週と同じ三瀬谷駅から

大台町のコミュニティーバスに乗り

終点の大杉に8:50着。

トイレを済ませてスタート。

登山口まで約9.3km。

走りたくなるのをグッと我慢し

延々とダムサイトを早歩きです(笑)

時間は稼ぎたいけど脚は使いたくない・・・

六十尋滝に寄り道しましたが

ガイドブックに載っていない滝でもこの迫力。

予定どおり登山口に到着して

第三発電所から登山道へ。

とびらをあけると

いきなり岩をくり抜いたの鎖道。

左は断崖絶壁。スリル満点。

巨大な衝立てのような

大日グラから

ゆらゆら揺れるうえに

苔が生えてて油断出来ない吊橋を

いくつか渡ると千尋滝休憩所。

山のテッペンから流れ落ちる滝。

スゴイ落差でなんと135m。

大杉谷最大の落差とのことですが

ちょっと距離があるので迫力に欠けるかな。

ここまではある意味遊歩道的な感じでしたが

ここからは本格的な登山道。

装備も技術もしっかり準備してきました。

アップダウンも結構あるうえに

石が滑りやすく

鎖があるところはしっかり持ってないと

滑落の恐れありです。

両側が切り立った崖になっていて

見事な景観の猪ヶ淵。

大杉谷に中でもシンボリックな場所。

天気がいいとこんな絵が撮れるそうです。

(藤沢山の会HPより)

高巻きして通過。

すると激しい水の落下音が聞こえてきます。

ニコニコ滝です。

なんでこんな微笑ましい

名前になったのか分かりませんが

轟音とどろく迫力ある姿が間近で見れます。

平等グラ吊橋を渡り右岸に沿って進むと

右手に2つの峰がそびえています。

左へカーブしながら

進むと吊橋が見え

桃の木山の家に到着。

建増建増でなんだか要塞のよう。

こんな山中に‥驚きです。

続いては七ツ釜滝に向かいます。

日本名瀑百選の一つだけあって迫力抜群。

釜の水が綺麗で

日差しがないのにコバルトブルー。

そういえば入山協力金

支払いの時に頂いたバッヂが

この滝のデザインでした。

大杉谷を代表する滝です。

七ツ釜滝を高巻きして

吊橋を渡ると再び右岸に。

光滝に向かう道は石ゴロゴロ。

沖見沢を過ぎ

見た目乾いていたので油断していたら

滑って両脛を打ってしまいました💧

光滝周辺も崩壊後まだ間もないため

石が落ち着いておらず要注意です。

しかしながら裾広がりの輝く光滝→

隠滝→

与八郎滝と続く

渓谷美はどこから見ても絵になります。

いい風景です。

見惚れて転ばないように気をつけて

隠滝吊橋で左岸に渡り

堂倉吊橋で右岸に戻ると

またもや凄まじい水の音が聞こえてきます。

コバルトブルーの大きな釜に流れ落ちる堂倉滝です。

いやーこの滝も素晴らしい!!

向かいの左岸ではなにやら工事中。

滝を正面に見ながら吊橋を渡ると

急勾配登りの始まりです。

岩場のクネクネ道を

1時間ほどかけて登ると

(今新種が発見されて注目されているギンリョウソウ)

見晴らしの良い稜線にでますが

霧であまり見えず残念。

スリッキーなコースで脚力を使い果たしましたが

林道に出て一安心。

予定より1時間早く今日の宿「粟谷小屋」に到着です。

粟谷小屋は快適でした。

宿泊者が二人だけだったので

部屋は個室(混んでいるときは相部屋だそうです)

お布団は綺麗でコンセント有り

ご飯も美味しかった。

弁当も600円で用意してくれます。

お風呂は檜風呂でシャワーからお湯も出ますよ。

トイレは洋式でウオシュレット付。

食堂にはテレビ有り。

ソフトドリンクやアルコールも有料ですが飲めますよ~

お風呂は5時。食事は6時。

9時半消灯です。

おやすみ〜



最新の画像もっと見る

コメントを投稿