病院でMRI検査を受ける場合には、入れ墨(タトゥー)をしているかどうかを確認され、場合によっては検査ができないことがあります。
「最近の若い人はおしゃれな柄を入れてる人が多いですけど、それでもだめなんですか?」
時々面白い質問をしてくる同僚がいるんです・・・
たしかに、入れ墨というと龍、虎、錦鯉、鬼に天女、桜吹雪といった模様が古典的でした。
最近は、指や手首、足首などを飾る鎖模様や、小さな花柄など、軽めな柄のタトゥをしている若い女の子を見かけます。
眉やアイラインに刺青技法を用いたアートメイクをしている人もいます。
でも、MRI検査でタトゥが問題になるのは、その「柄」ではありません(笑)
MRI検査は強い磁力を利用しています。
アイシャドウやマスカラ、アイライン、それからジェルネイルなどの製品やタトゥに使用されている色素に金属由来成分(酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン等)が含まれていると、強い磁力に反応して熱を帯びて火傷を起こしたり、画像に影響が出たりすることがあるので、注意が必要なのです。
私は入れ墨もアートメイクもしていませんし、これから先もするつもりはありませんが、もしもインドを訪れる機会があったら、1-2週間だけ楽しめるヘナタトゥーならしてみてもいいかなあと思っています。