無花果(イチジク)が美味しい季節ですね。
うちのベランダにも、「ゼブラスウィート」という品種のイチジクの鉢植えがあります。
2年前に購入しました。
皮ごと食べられて、爽やかな甘みがとても美味しいです。
購入した時よりも大きく育ったので、春先にひとまわり大きな鉢に植え替えをし、今年も実がなるのを楽しみにしていたのですが、葉がかなり枯れて落ちてしまいました。
我が家のベランダにクラスター発生したカイガラムシが、イチジクにも転移してしまったのでした。
夏果の収穫はあきらめなくてはなりませんでしたが、一生懸命治療をした結果、また次々と新芽が出てきて、秋果が育ってくれています。
葉が枯れるという症状が出始めた時に、原因をつきとめ、早めに対処をしたのが良かったのだと思います。
けれど、一見、完治したようにみえても、敵はしぶとく、ひっそりとどこかに潜んでいて、また悪さをする可能性があるので、これからもよく観察を続けて、予防薬の投与を定期的に施すつもりでいます。
人間も植物も、病気への対処のしかたは同じなんだなあと、日々実感しています。
さて、イチジクには繊維成分や鉄分などのミネラルのほか、女性ホルモンに似た植物性エストロゲンが含まれているそうです。
生で食べられる時期はごく限られているので、スーパーなどで見つけたら、買って食べています。
この季節を美味しく楽しみながら、減ってしまったエストロゲンの補充にせっせと勤しんでいる今日この頃です。