職場の同僚たちに新型コロナワクチンを接種し、そのあいまに待機室でチェロを弾くという Vaccine Cello Project が、無事終了しました。
7週間の期間中、接種&演奏をしたのは計12日。
30分ごとに10数名に「本職」の注射を施してから、待機室に行って2~3曲を披露する「本番」を半日で6回繰り返すというちょっとハードなプロジェクトでしたが、終わってみれば、かなりの達成感です。
初めは、とにかく自分が弾きたいからという気持ちが強く、反面、迷惑がられるんじゃないかと、ちょっとビビり~な部分も自分の中にはあり、途中、くじけそうになった時もありました。
でも、「良かった」と直接声をかけてくださったり、「楽しみにしている人がたくさんいる」と周りの人たちの声をわざわざ伝えてくれる同僚たちもいて、そういう人たちに背中を押してもらったおかげで、完遂できたと思っています。
Covid Cello Projectで知り合った世界中の仲間たちからも、Face Book上で大いに励ましてもらったことも、とても大きな力になりました。
私は一度やりかけたことは途中でやめずにやり通さないと気が済まない性格でもあり、そのため、自分を追い込んでしまって、ずいぶんと苦しい思いをこれまで何度もしてきましたが、今回は疲労感と爽やかな達成感に加え、幸福感があります。
それは、自分が他者を喜ばせているということ、そして、そういう自分を支えてくれている人がいるということによるところが大きいのではないかと思います。
感謝です!