今週はとても楽しみにしていることがあります。
週末、世良公則のコンサートに行くのです♪
駅に貼られていたポスターで偶然、県内でコンサートがあることを知り、何日か迷ったすえに、ついにチケットを購入しました。
誰か一緒に行く人がいないかなあという気持ちで、周囲の何人かに「世良さんのコンサートがあるんだってね」と声をかけてみました。
ところが、「ふーん」とつれなかったり、「誰それ?」とか、「あの人歌手だったの?」といった反応ばかり。
年代を選んで声をかけたつもりでしたが、興味を持ってくれた人は少なくとも私の周りではいませんでした。
なので、一人で楽しんで来ようと思っているところです。
これまで、ある種のロック系コンサートは、難聴になってしまうくらいの大音量ですし、落ち着いて座って聞いていられないので、避けてきました。
けれども今回はアコースティック(ギター弾き語り形式)のコンサートということですし、しかもコロナ禍中での開催です。
聴衆もきっと還暦を過ぎた世良さんと近い年代が多いと思われます。
きっと落ち着いて楽しめるでしょう。
コンサートが近づいてきたので、少し予習をかねて動画サイトで彼の歌を聞いたりしているのですが、ちょっと不安になったことがあります。
それは、10年前のコンサート記録動画でした。
なんとステージ上で彼がタバコを吸っているのです。
ショックでした。
彼がロック歌手としてデビューした時代背景や、若い時からかすれた声色が特徴だったことを考えれば、彼が喫煙者であることは容易に想像できたはずです。
けれども、(10年前のことですが)笑顔で堂々とステージ上で喫煙している彼の姿を実際にこの目で見てしまったら、いろいろ、あれやこれやと、彼のことが心配になってきて、気持ちが暗くなってしまいました。
実は以前、オペラ「カルメン」で、ステージ上のオペラ歌手たちが喫煙するという舞台演出がされているのを観たことがあります。
カルメンは物語上、タバコ工場に勤めているという設定だとはいえ、歌手が実際に喫煙する(させられている)という現実が信じられませんでした。
受動喫煙防止対策としての法律がしっかりと実施されるようになった現在では、音楽ホールは完全禁煙化されていますから、ステージ上で喫煙は不可能です。
けれども、喫煙そのものに対して、正しく認識していない人たちがまだまだたくさんいるということは、禁煙推進専門家として責任を感じざるを得ません。
件のショックを受けた動画から10年。
最近、桑田佳祐さんや佐野元春さんらと一緒に素敵な曲を発信している世良さんですが、タバコはやめてくれているでしょうか?
桑田佳祐さんも食道がんを患ったこともあり、以来、禁煙しているはずです。
おじさんたちには、まだまだこれからも元気でカッコよく活躍していってほしいです。
もしもタバコがやめられていないというのであれば、喜び勇んで専門医としてお手伝いする準備は万端整っております!!