毎日体重計にのるようになってからわかったのですが、私は夕食に食べた米の量が、すぐに翌朝の体重に反映されるようなんです。
すぐに戻す努力をしないと、そのまま高止まりしてしまいます・・・
GUAHHH!!
禁煙したら太ってしまった、という話はよくききます。
「太るのが嫌だから、タバコはやめない」と豪語する喫煙者も、いまだに多いのでしょうか?
たしかに、「ガマンの禁煙法」は、口寂しさを紛らわそうとしたり、ニコチン切れのイライラからストレスがたまり、ついつい間食をしてしまうので、気づいたらそれまで着ていた服がキツイ・・・となりがちです。
けれども、ニコチンパッチやニコレット、あるいはチャンピックスといった禁煙補助薬を使ってしっかりと「禁煙治療」をすれば、禁煙後の体重増加が抑えられることがわかっています。
禁煙補助薬を使っていても、1-2kgくらいは体重が増えることがあります。
これはタバコをやめると脂肪代謝に変化がおこるといわれているからです。
ですが、これは生理的な現象としてとらえてよいことなので、「不健康な肥満」と考えなくてもよいのです。
禁煙外来の患者さんたちには、よくお話してきたことです。
最近、この禁煙後の体重増加について、信頼ある研究結果が発表されました。
禁煙して体重が増えても、5kg以内であれば、タバコを吸い続けている人よりも、心臓病のリスクは有意に減っているそうです。
禁煙して太ってしまったから、タバコをやめた甲斐がない・・・などとなげく必要はなく、やっぱり禁煙してよかった!と喜んでいいのです。
また、同研究では、禁煙時期が60歳未満の場合のほうが、リスクはより低かったことも確かめられました。
つまり、禁煙するつもりなら、なるべく早く始めるほうがいいということが、改めて確かめられたわけです。