お気に入りのカフェレストランがあります。
小さな店で、店主が一人で切り盛りしています。
メニューは健康に留意していることがわかる内容で、心のパワー不足を感じると、行きたくなります。
先日、久しぶりに訪れると、40代と思しき女性二人組が先客としていました。
このふたり、とにかく喋りまくっていました。
小さな店なので、話は筒抜け。
同じ会社で働いている仲らしく、仕事の要領の悪い後輩のことや、人事のことなど、とにかく文句ばかり言いあって盛り上がっていたので、私はとてもいやな気分になりました。
文句を言う人は、「人の注意を自分に向けたい」「認められたい」「誰かと共感しあいたい」という欲求が根底にあります。
そして、ネガティブ思考をしている人のところには、共感してくれることを感知して、ネガティブ思考者が集まってきます。
彼女たちは、「無能な後輩」という共通のターゲットの欠点を数え上げ、言葉で攻撃し、自分たちのことをお互いに称えあって、盛り上がっていました。
「文句ばかりの人」のそばにいると、その気持ちが「感染」してしまいます。
文句ばかり言っていると、人相も悪くなるので、気をつけなければいけません。
私は早々に店を退散し、空を見上げながら公園を散歩し、それでもまだすっきりしなかったので、翌日神社へ行って、邪気を払ってきました。
自らが発する言葉は、自分の心を作るということを忘れないようにしたいです。