暑さ寒さも彼岸まで・・・
昔の人はすごいですね。
ほんとうにそのとおりですね。
こういう季節の変わり目は風邪をひきやすいので気をつけねばなりません。
風邪をひいたことがないという人は、おそらくいないのではないでしょうか?
「いや、一度も風邪なんかひいたことがない!」と言っている人は、自分で気づいていないだけです。
それを昔の人は、「ばかは風邪をひかない」と言いました。
風邪はウィルス感染症です。
風邪ウィルスはたくさんあり、代表的なものはアデノウィルス、コクサッキーウィルス、RSウィルスなどです。
そう、コロナウィルスも代表的な風邪ウィルスのひとつです。
(新型コロナウィルス:Covid-19は風邪とおなじと言っているのではありません)
くしゃみ、咳、鼻水、鼻づまり、頭痛、のどの痛み、発熱、だるさ・・・
ウィルスの種類によって、また、人によって、風邪の症状はいろいろですが、どんな症状もつらいですから、なるべくならかかりたくありませんね。
ウィルスは主に鼻や口から私たちのからだに入りますので、手洗い、うがい、マスク着用、顔を触らない、3密をさけるなど、いま習慣化されていることは、そのまま風邪予防にもつながります。
これからは特に、「寒い思いをしない」ことも大切です。
体が冷えると、免疫力が低下して、風邪をひきやすくなるからです。
手や足も含め、「首」と名がつく部分を冷やさないのがコツです。
そして、しっかりと栄養のあるものを食べ、夜はぐっすり眠りましょう。
ここまでが、「風邪をひかないための工夫:1次予防」です。
でも残念ながら、100%感染を防ぐことはできません。
そして実は、風邪ウィルスをやっつける薬というものはありません。
医者は患者から聞きだした症状や経過から、風邪以外の病気の可能性を否定し、「おそらく風邪であろう」と推察して、症状をやわらげる薬を出しているのです。
風邪は、時間と自分の免疫力で治す。
これ、ほんとです。
つづく・・・