僕が何気にテレビのことを知っているのは、
このブログをお読みの方は、少しずつ
分かってきたのではと思います。
しかし、それ以上に、
僕にとって、ラジオは、欠かせないアイテムです。
僕がラジオを聴き始めたのは中学校のとき。
しかし、その頃の僕は、人と趣味を共有するとことをしませんでした。
それがtek310のプライベートのナゾを深めましたが(笑)。
何を聴いていたかはまた後日。
高校のときも色々聴いていました。
FM、AM、問わずでしたね。
しかし、大学に入ってから、
パタリとラジオは聴かなくなりました。
東京にいたときも、新潟では聴けない放送局が、
せっかく色々な聴けるのに、聴きませんでした。
というか、ポピュラー音楽から自然と離れていました。
そんな僕が再びポピュラーを聴き始め、
ラジオを聴き始めたのは就職してから。
車に乗るようになってから、良く聴くようになりました。
もともと根がオタクなので(爆)、ハマるんですよね。
そしてここ何年かは、ラジオを録音して、
往復1時間10分の通勤時に聴く、というスタイルが定着しました。
録音してまで聴くところが自分らしいというか(笑)。
でも、ラジオの世界って、結構厳しい。
というか、視聴率が視聴者側にまですぐ伝わるテレビと違い、
自分の聴いている番組やDJが、どの程度支持されているのかが
今ひとつ分からない。
一応、ラジオにも聴取率(レーティング)期間があるのですが、
聴き手にはその数字は分からないですね。
なんでこういうことを書くかというと、
ラジオの番組って、結構唐突に終わったりとか、
DJ(パーソナリティー)が変わったりするのですよね。
それが、聴き手にとっては、なんだか裏切られたような、
切ない気持ちになる。
それだけ、ラジオっていうのは、
テレビと違って、聴いている人にとって、
とても身近にある存在なのです。
僕が良く聴くFM-NIIGATAでも、
改編時期があります。
聴き始めてからこれまで、パーソナリティーの方が、
たびたび換わってきました。
そのたびに、聴き手には分からない、
ラジオの業界の裏側を思ったり、
そういう大人の事情を想像しては、
切ない気持ちになっていました。
そして、昨日、
僕がとても好きだったパーソナリティーが、
とある番組を卒業しました。
僕は、落ち込んだ時とかは、
テレビから励まされることはなく、
普段と何も変わらないラジオを聴いて、
そのトークや声に、励まされてきました。
僕が就職した年の7月に、丁度そのパーソナリティーが
その番組を担当し始めました。
僕はこの間、そして今も、仕事によっていろいろあるのですが、
その番組はいつも変わらず、そこにありました。
そのパーソナリティーも、ほぼ離れることなくそこに居てくれました。
僕は、その人の外見も好きだったのですが、
何より話し声や笑い声が好きで、
決してうまいタイプの話し手ではないのだけど、
言葉の端々に見える、ラジオに対する誠実さが好きで、
ずっと聴いて応援していました。
後半の2年は、フリーとして担当していたので、
改編で離れるのは、ある意味仕方ないことかもしれません。
でも、僕は正直、FM-NIGATAを恨みました。
またこんな卒業が。。。しかも自分の一番好きなパーソナリティー。
でも、後ろ向きなことではなく、前向きなことを、
その人からラジオを通じて励まされてきました。
そういう意味では、この卒業が、
そのパーソナリティーにとっての、何かのはじまりになれば、
そう思い、自分を納得させました。
齢三十、なんでこんなにラジオに入れ込んでいるのか、
恥ずかしいなと思いますが、
ラジオって、本当に身近な存在なのです。
災害の時、活躍するのはテレビでなくラジオ。
そういう意味で、絶対になくなることはないもの。
年甲斐もなく、とは思いますが、
僕はこれからもラジオを聴いていきます。
そのパーソナリティーだけが好きなんじゃなくて、
僕はラジオが好きなので。
もちろん、そのパーソナリティーが、
何らかの形でメディアに戻ってくることも信じて。
番井奈歩さん、おつかれさまでした!