佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

頭の中に流れる音楽考~最近よくかかる曲(頭の中に)~

2007年04月09日 21時01分31秒 | 音楽

 

 頭の中で、同じ音楽が鳴り続ける経験、

誰しもあると思います。

 

 

 

 この原理って、一体なんなんでしょうかね?

自分でチョイスしているわけじゃなく、

一度鳴り出すと止まらない。

で、違う曲に変えようと、意識的にチョイスしても、

すぐ負けてしまうんですよね。

まあ、脳についてなんて、

ほとんど解明されていない訳ですからね、

不思議なことですけど。

 

 

 で、これ、

合唱関係者は、今練習している曲なんかが

良く鳴るのではと思います。

今所属している某合唱団の曲は非常にインパクトがあるので、

鳴っている人が結構いるのではと思います。

 

 

 しかしですね、

僕はどちらかというとポピュラー音楽が多く、

練習明けの月曜日でも、

先週からここ何日か、そして今日も、

ある曲がずっと流れていました。

 

 

 

 ゆずの「春風」です。

 

 

 

 何でしょうかね?

春だから?

ゆずが路上時代に歌っていた曲で、

このたび、CD化されました。

ゆずの昔のアルバムの曲と比較すると、

非常に落ち着いた曲だなと思いますが、

葉加瀬太郎のヴァイオリンが入って、

新たに生まれ変わったようです。

先日久しぶりにオールナイトニッポンをしてましたが、

昔やっていたときの第1回OAで歌った曲らしいです。

 

 

 

 ということで、

最近はこの曲が良く頭の中に流れています。

サビですね。

しばらく続きそうです。

でも、鳴っていて心地よいので自然に任せたいと思います。

 


やっぱりPCに苦しむ

2006年12月14日 00時12分23秒 | 音楽

 

 更新する間もなく時間が過ぎ。。。

 

 

 

 というのも、

またPCが使いこなせません。。。

正確に言うと、ソフトですかね。

 

 

 

 とある録音(CD-R)があるのですが、

トラックが付けられないのです。。。

簡単に言うと、トラックマークがないので、

1曲54分という状態です。

 

 

 で、編集したいのですが、

私の持っているソフトだと出来るのか。

そもそも、出来るか出来ないかがわからない(爆)。

いろいろ構ってみるのですが、分からない。。。

 

 

 

 リアルプレイヤー、Adaptec Easy CD Creator、

メディアプレイヤーなどで

出来るものなんでしょうか?

素人でも簡単に編集できる無料ソフトとかないでしょうか?

一つフリーソフトをダウンロードしたのですが、

使い方が分からない。。。です。

 

 

 早い話が、

1曲54分を、曲ごとに分けて、

それをCD-Rに焼きたいだけなんです。。。

いろいろなところでヘルプミーですが、

未熟な私にヘルプを。。。(哀)

 

 


佐山雅弘トリオ M's(マサちゃんズ)Hall Live in 新潟

2006年11月17日 00時34分06秒 | 音楽

 

 昨日水曜日、

標記演奏会、というかライブへ行って来ました。

 

 

 佐山雅弘は言わずと知れたジャズピアニスト。

構成メンバーの名前から取ったこのトリオは、

1990年から始まり、これまで三枚のアルバムをリリース。

とても遊び心満点なトリオで、多くのジャズファンを魅了しています。

 

 

 今回、新潟では、

旧白根市と南魚沼市(浦佐)で開催。

僕は白根の方へ行きました。

白根学習館ラスペックホールにて。

 

 

 会場は300席ほどの多目的ホール。

ステージ上ではなく、ベタのイスを取り払い、

移動式の反響板をつけてのステージ。

佐山雅弘(Pf)、小井政都志(B)、大坂昌彦(Ds)のトリオ。

 

 

 内容は、前半がジャズ講座と称して、

佐山さんのMCに始まり、3人がそれぞれの楽器の

ジャズにおける特徴を語り、それに沿った演奏を。

後半は、スタンダードやオリジナルのライブ。

 

 

 僕はジャズはほとんど初心者。

前半の解説はそんなに系統だったものではなく、

むしろ演奏から感じてもらおうという意図が見えた。

最初、ドラムの音が若干大きいかなと思ったが、

次第に慣れ、とにかく3人の熟練したプレイが凄かった。

時に目立ち、時にサブに回り、

ジャズの魅力を余すところ無く伝えてくれた。

3人のプレイヤーもそれぞれの個性があって、

個人的にはベースの小井さんがいい味出してたな~、と。

大坂さんは非常に明晰なドラムを叩き、

佐山さんは攻めて良し、引いて良しといった

バランサーの様に感じた。

 

 

 ジャズは、拍手するタイミングが、実はまだ良く分からない(笑)。

自由なのは分かっているけど、

「ここかな?」と思うと既に拍手が始まっている(笑)。

でも、ジャズは、懐の広い音楽だなと思った。

クラシックの独特な緊張感はもちろん好きだが、

リラックスして聴けるジャズも本当に良い。

ラスペックの多目的ホールが、

一夜限りのジャズホールになった。

実は新潟、ジャズが盛ん。

今度はジャズ喫茶などで、もう少し猥雑な空間で、

何か飲みながら聴いてみたいなと。

 

 

 この分野も、少しずつ開拓する楽しみが出てきた。

今後が楽しみです。

 


ラジオ考~齢三十、ラジオ男の呟き~

2006年09月27日 23時39分57秒 | 音楽

 

 僕が何気にテレビのことを知っているのは、

このブログをお読みの方は、少しずつ

分かってきたのではと思います。

 

 

 

 

 しかし、それ以上に、

僕にとって、ラジオは、欠かせないアイテムです。

 

 

 

 

 僕がラジオを聴き始めたのは中学校のとき。

しかし、その頃の僕は、人と趣味を共有するとことをしませんでした。

それがtek310のプライベートのナゾを深めましたが(笑)。

何を聴いていたかはまた後日。

 

 

 高校のときも色々聴いていました。

FM、AM、問わずでしたね。

 

 

 しかし、大学に入ってから、

パタリとラジオは聴かなくなりました。

東京にいたときも、新潟では聴けない放送局が、

せっかく色々な聴けるのに、聴きませんでした。

というか、ポピュラー音楽から自然と離れていました。

 

 

 

 そんな僕が再びポピュラーを聴き始め、

ラジオを聴き始めたのは就職してから。

車に乗るようになってから、良く聴くようになりました。

もともと根がオタクなので(爆)、ハマるんですよね。

そしてここ何年かは、ラジオを録音して、

往復1時間10分の通勤時に聴く、というスタイルが定着しました。

録音してまで聴くところが自分らしいというか(笑)。

 

 

 でも、ラジオの世界って、結構厳しい。

というか、視聴率が視聴者側にまですぐ伝わるテレビと違い、

自分の聴いている番組やDJが、どの程度支持されているのかが

今ひとつ分からない。

一応、ラジオにも聴取率(レーティング)期間があるのですが、

聴き手にはその数字は分からないですね。

 

 

 なんでこういうことを書くかというと、

ラジオの番組って、結構唐突に終わったりとか、

DJ(パーソナリティー)が変わったりするのですよね。

それが、聴き手にとっては、なんだか裏切られたような、

切ない気持ちになる。

それだけ、ラジオっていうのは、

テレビと違って、聴いている人にとって、

とても身近にある存在なのです。

 

 

 僕が良く聴くFM-NIIGATAでも、

改編時期があります。

聴き始めてからこれまで、パーソナリティーの方が、

たびたび換わってきました。

そのたびに、聴き手には分からない、

ラジオの業界の裏側を思ったり、

そういう大人の事情を想像しては、

切ない気持ちになっていました。

  

 

 そして、昨日、

僕がとても好きだったパーソナリティーが、

とある番組を卒業しました。

 

 

 僕は、落ち込んだ時とかは、

テレビから励まされることはなく、

普段と何も変わらないラジオを聴いて、

そのトークや声に、励まされてきました。

 

 

 僕が就職した年の7月に、丁度そのパーソナリティーが

その番組を担当し始めました。

僕はこの間、そして今も、仕事によっていろいろあるのですが、

その番組はいつも変わらず、そこにありました。

そのパーソナリティーも、ほぼ離れることなくそこに居てくれました。

 

 

 僕は、その人の外見も好きだったのですが、

何より話し声や笑い声が好きで、

決してうまいタイプの話し手ではないのだけど、

言葉の端々に見える、ラジオに対する誠実さが好きで、

ずっと聴いて応援していました。

 

 

 後半の2年は、フリーとして担当していたので、

改編で離れるのは、ある意味仕方ないことかもしれません。

でも、僕は正直、FM-NIGATAを恨みました。

またこんな卒業が。。。しかも自分の一番好きなパーソナリティー。

  

 

 でも、後ろ向きなことではなく、前向きなことを、

その人からラジオを通じて励まされてきました。

そういう意味では、この卒業が、

そのパーソナリティーにとっての、何かのはじまりになれば、

そう思い、自分を納得させました。

 

 

 齢三十、なんでこんなにラジオに入れ込んでいるのか、

恥ずかしいなと思いますが、

ラジオって、本当に身近な存在なのです。

災害の時、活躍するのはテレビでなくラジオ。

そういう意味で、絶対になくなることはないもの。

年甲斐もなく、とは思いますが、

僕はこれからもラジオを聴いていきます。

そのパーソナリティーだけが好きなんじゃなくて、

僕はラジオが好きなので。

もちろん、そのパーソナリティーが、

何らかの形でメディアに戻ってくることも信じて。

 

 

 番井奈歩さん、おつかれさまでした!

 


瞽女唄~小林ハルからのメッセージ~

2006年04月23日 23時10分21秒 | 音楽

 

 土曜日の最初の演奏会。

瞽女唄ネットワーク企画提案のこの催し。

 

 瞽女とは、盲目の唄芸人。

厳しい訓練を積んで会得した唄を

旅先で門付けなどして渡り歩いた人たち。

小林ハルは、最後の瞽女として知られ、

もうすぐ没後1周忌を迎える。

瞽女唄ネットワークは、瞽女唄の保存と普及を目的に

平成3年に作られた。

第1部は、小林ハルの教えを受けた弟子などが瞽女唄等を披露。

第2部は、瞽女唄に詳しい方々でのシンポジウム。

 

 さて、最初に断っておくが、

前日の睡眠不足で、

睡魔との闘いになってしまった。。。すみません。

 

 それを恐れずに少し書くと、

聴きながら、保存伝承していくことの難しさというのを

感じたと言うのが正直なところ。

これは、民謡等全般に言えることではあるが。

 

 今となっては、多くの民謡は、保存会という形で保存され、

舞台という場で発表されるのがほとんどだと思う。

本来の役割を終えた民謡たちを、

生き生きとした形でどう保存伝承していくか。

シアターという場で演奏することで、

その課題が見えてきたような気がした。

 

 とはいえ、今までTVでしか見たことがなかったので、

瞽女唄の片鱗に初めて触れる機会があって

貴重な経験ではあった。

ところどころで、小林ハルの弟子たちが今なお、

瞽女唄を歌い継いでいる。

良ければ聴いてみてください。

 

 シンポジウムの途中で退席し、

一路新潟りゅーとぴあ、キーシンの演奏会へ。