一番知りたいのは、
ご進物とかではなく、
自分でケーキ屋に行って自分で食べる分を買う人が
どれくらいいるか、ということです。
もちろん家族のため、ということでも良いんですが。
特に男女問わず独り者とか、
ケーキ屋でケーキを買わない、買いづらい人にとっては、
コンビニスイーツは結果的に
手軽に「最高」のものを食べられる場になります。
ただ、これはあくまで「結果的に」なんですよね。
何故こんなことを書くかと言うと、
最近、コンビニスイーツの高級志向があり、
クリーム自体の美味しさを追求したものが
どこのコンビニでも増えてきています。
元々はローソンがつけた火だったと認識しています。
ただ、こういう方向性は、
コンビニスイーツが結果的に最高のものになっている人にとっては
良いと思うのですが、
ケーキ屋でケーキ等のスイーツを買う人間にとっては、
コンビニで素材を重視したシンプルなものというのは、
正直あまり食指が動かないわけです。
確かに、ケーキ屋では無いような価格で売っていますし、
それはそれで勿論良いんですが、
コンビニスイーツを、「ケーキ屋のスイーツの代用品」として
買っている人間からすると、
コンビニが素材を生かしたシンプルなものを追求すればするほど、
かえってケーキ屋との差を感じてがっかりする結果になる、
ということに最近気づきました。
こんなことを書いてしまうと、
「だったらケーキ屋で買え!」
と突っ込まれてそれで終わり、ですが(笑)、
高い。。。(笑)
で、一番躊躇するのは、
比較的ケーキ屋へ行く人間にとっても、
1個とか2個買いに行く、ということに躊躇を感じる、
というのもあります。
その辺をもっと改善というか逆にアピールすれば、
男性とか独り者もケーキ屋にもっと行きやすくなる
という気がします。
今はそういう層をコンビニスイーツが取り込んでいる
わけですよね。
実際プリンとかシュークリームとかは、
ケーキ屋でも結構安く売っています。
独り者でも、例えば300円とか400円くらいでも
気軽に買って帰れるケーキ屋が出てくれば、
そういう雰囲気の店、それを売りにすれば、
ケーキ屋ももっとそういう層を取り込めるのではと感じます。
僕がサークルKでもロピアのスイーツが好きなのは、
「組み合わせの味」に工夫しているのを感じるからです。
ここのスイーツは基本的にどんなものも美味しいのですが、
コンビニスイーツ特有のカップに入ったスイーツを食べる時、
スプーンを入れた時に”層”があるんですね。
つまり、スプーンを入れた時に取られる分、
口に運ばれたときの味の組み合わせの味の妙、をよく考えているな、
と感じる訳です。
一つの素材の味ではなく、その組み合わせ方が上手い、
という風に思います。
もちろんロピアでも代表的なプリンとか、
素材重視の単品ものも売られていますが、
そんなことを感じつつ食べているわけです。
最近、ロールケーキ系、スプーンですくって食べるスイーツが
どこのコンビニでも投入されることで、
自分の食べたい方向のコンビニスイーツが減っていき、
それに忸怩たる思いを持っている最近のtek310、
ということでした。