書き出すと長くなるので今日は少し。
今、以前ゴスペラーズが
Nコンの高校の課題曲を作曲したときの
NHKの放送を何故か今つけながら書いておりますが。。。
あと、先週、Nコンの県大会の放送があって
NHKFMの録音を途中まで車中で聴いていたんですが、
その辺も絡めて。。。
ざっくり発声というと、
いろいろな本が出ていますし、
変わった発声練習もありますよね。
何が正しいんだという気になる人もいるはずです。
一番気になるのは、
当たり前なんですけど、
どの本も正しいという前提で書かれております。
で、Nコンの学校現場の紹介であったり、
他見聞きするところの情報ですが、
いかにもキャッチーな方法であったり、
変わった独特の発声練習であったりを
取り入れたりしているところがありますよね。
で、ずっとギモンに思っていたのは、
「あなた(指導者)はその方法を使って
自分自身が長年発声を鍛えてきたのか」
ということです。
例えば、合唱や声楽を始めてから、
そればっかりをやってきた、という人が居たら、
それは確かなものだと思うかもしれませんが、
例えば、大学とか、教員や指導者になってから、
自分がそういう発声練習や方法を取り入れるようになった、
としたら、まず疑わないといけないのは、
自分自身がそれ以前に、
どういうことを過去に経験してきたかということです。
自分が今、その発声練習や方法のみを使っているように見えて、
それをする時に、実は
過去に経験してきたこと(技術)を使っているんじゃないか、
ということです。
書いている意味伝わってますかね。。。
怖いのは、
中高の部活動など、
そこから合唱を始めて、
それしか知らない生徒さんがいるわけですよね。
特に、音楽を専門に勉強してきた指導者は、
自分がそれだけを使って発声してきたのか、
ということをよく考える必要があるのでは、
ということ。
色々な方が提唱している方法、
それを実践する時に、
それを実践している例えばプロやアマチュアの合唱団、
その団員は、その方法を身につける時、
既にいろいろな方法を実は経験してきている、という事実です。
今日はこのへんです。。。