厚生労働省の調査の喫煙率。
男性32.2%、女性8.4%で男女ともに前年に比べ減少、
とのこと。
年代別にみると、
男性でもっとも喫煙率が高かった世代は【40~49歳】(42.4%)で、
【30~39歳】(42.1%)、【50~59歳】(40.3%)。20代は34.2%。
女性でいちばん高かったのは【30~39歳】で14.2%、
次いで【40~49歳】の13.6%。
男性に関しては、
ものの10年前は50%を超えてましたし、
その昔1960年代とかは80%を超えてたんですよね。
これって今考えるとすごい数字ですね。
こういうのって、
父親がヘビースモーカーだけど
tek310のように嫌いだというケースは稀で、
「吸い始めるきっかけ」というのは、
周り(家族や友人)が吸っているかとかが大きいのではと
思ったりします。
昔は不良につきものだったでしょうし、
周りが吸っていてなんとなく興味を持って、
という程度の導入が大きいと。
で、辞められなくなる。
今の(吸っちゃいけないけど)10代の考え方とか、
20代の考え方ってどうなんでしょうかね?
思うんですが、
最近の喫煙への考え方の変化は大きいですけど、
単純に「不況」ということが大きいんじゃないかと
勝手に思っています。
「嗜好品」という捉え方をすれば、
例えば「良い車に乗る」とか、
「ブランド品を買う」とか、
お金がかかる嗜好品は売り上げが下がってますよね。
パチンコだったり公営ギャンブルとかだったりも。
煙草も、結局はそこに振り向ける余裕がない
ということが大きいのかなと。
で、若い世代が吸わなくなると、
その子供たちの喫煙に対する考え方も変わっていく、
のかなと。
「嗜好品」って、何となくセットですよね。
全て結びつくというか。
まあ、煙草が嗜好品なのは最初だけで、
あとはニコチンに支配されて「吸わされている」ので、
嗜好品じゃないと僕は思っていますが(笑)。