佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

考える葦

2020年02月08日 02時57分16秒 | 日記
 考える生き物としては
何かしている方が何も考えなくて良い
ということがあります。
 
 何かしていても頭にいろいろ浮かんで気が散るくらいなので
何も考えなくて済むくらい何かしている(没頭している)状況が
幸せなことの一つです。
  
 仕事前後の車の運転は
案外ダメなんですよね。
仕事のことからいろいろ連想して思いがめぐります。
流しているラジオの内容が耳に入らないこともあるし。
  
 考えていない時というのが
真の意味でリラックス出来ている時ということで
それを作ることが自分にとっていかに難しいかということを
日頃感じています。
 
 例えば、食べている時とか
スマホ(主にニュース)を見ている時とか
通常からするとこれはただただ完全なリラックスなのですが
私にとっては、作業に没頭しているから考えないで済む→無心、リラックスしている
という感じなので、
仕事とかよりこういう時間の方が私は真に没頭しているのだと思います。
いかに自分が周りの状況に反応して(しまい)
そこから考える、感じる、思いを枝葉的に巡らし続ける生き物かということは
昔から思っていたことではありますが
仕事上のメリット以上に、デメリットが大きいことに対処するのが
なかなか難しい作業だと思う訳ですね。

  
 しょうがない。
 
 
 結果そこに行き着くしかないことではありますが、
それくらい疲れることを日々行なって(しまって)いるのは
少し自分を労ってあげたいところではあります。
と、日々同じように思えない生き物だから、
人間は難しいのですね。