佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

M-1グランプリ2008~徒然~

2008年12月22日 01時28分15秒 | テレビ番組
 
 ネタ中に審査員とか観客の芸能人を抜くのは
不必要だと思うんですが。。。
審査員を抜くのはかなり減っていた気がするんですが、
その分矢口真里を抜き過ぎ(苦笑)。
「すべらない話」を以前見たときも、
笑っている芸能人を抜き過ぎだなって。
なんか冷めるんですよね。
テレビ界じゃ当たり前のように行われていますけど。。。
 
 
 落ちた方に好みのコンビがいましたね。
今年の笑い飯は決勝で見たかったですし、
U字工事が良かったです。
 
 
 以上、どうでもいい話2つ。
 


新潟県合唱講習会中学校部門

2008年12月21日 01時33分55秒 | 合唱
 
 土曜日、12時半から3時間ほど、
標記講習会がありました。
この講習会は毎年開催されていますが、
中学生とその先生方のための講習会です。
中学生を中心に今回も沢山の人が参加していました。
会場は西新潟市民会館。講師は埼玉県栄東中学校の石山明先生。
今回の行事は連盟での担当ではなかったのですが、
記録用の写真を撮りに、半分仕事で行ってきました。
 
 
 で、まず、
今年に入って何度か書いていますが、
難しいんですよ、デジカメの撮影が。
どうしてあんなにブレるんでしょうかね。。。
撮った写真のほとんどが使い物になりませんでした。
ちゃんと脇を締めて固定しているつもりなのですが。。。
 
 
 これ、難しさの原因の一つも分かってはいます。
静止の撮影ではなく、対象が動くということですね。
合唱の講師の先生は、演台とかないですし、
そんなに止まったまま話さないですよね。身振り手振りとか。
あと音楽の場合だと、指揮を振ったりしている写真は
まあほとんど使い物になりません。
多分コツとか技術があるんでしょうが。
 
 
 あとフラッシュも難しい。
最初照明の具合で、講師先生の顔が暗かったので、
フラッシュを使ってみたのですが、逆に全体が暗く写ったり。
自動設定にしてもダメですよね。
うーん、写真って難しい。。。
 
 
 こういった仕事でお得なのは、
仕事と称して先生方の講習を受けられることですね。
今日も色々注視して見ていました。
いくつか気になったことを。
 
 
 まず、新潟県人は慎重というか、非常に壁を作りますね。
これ、例えばライブとかコンサートとか、
大人の話だと思っていたんですが、
中学生もそうでした。なかなか雰囲気が温まらないので
講師先生は非常にやりづらそうでした。
 
 
 講習の内容は、至ってオーソドックスでした。
でも、思うんですけど、日常の練習って、
多分こういうルーティーンの積み重ねですよね。
そんなに面白い練習ばかりじゃない。
で、こういう講習会とかによく呼ばれる先生というのは、
だいたい「必殺技」を持っているんですね。
つまり、その瞬間、一瞬で音を変える技です。
つまり、2時間とか3時間とかで音を変えることを、
講師先生は求められます。
自分がやったことによって、
「あっ、確かに変わった」
という印象を持たせないといけないからですね。
でも、それって、やっぱりその一瞬だけの話で、
帰ってから出来るかというとそうでもない。
そういう意味では、今日の石山先生は
個人的には逆に共感持てました。
普段のそのままを持ってこられたので。
 
 
 技術的に気になったこと。
発声です。
今日参加していた中学生はコンクールとかに参加する団体ばかりで、
結構よく練習している生徒さん達だと思いますが。
先生方の指導がそうなんだと思うんですが、
「強い声」を作り過ぎている気がしました。
どういうことかというと、
高音の方にいくと、太く強く当てるというか、
息とかをぶつけるんですね。
一見、良い声に聴こえるんですが、
これ、僕は良い傾向じゃないと思っています。
柔軟性に欠けるんですよね。
弱音の表現とかが出来にくくなります。
 
 
 昨今、コンクールで勝つためには、
発声が重要視されているんですよね。
発声と言うよりは、
「その合唱団のベースになるサウンド」ですね。
これを固めすぎているんじゃないか、という思いがあります。
今日の石山先生は、とにかく明るい響きで歌うことを
意識させていました。
音源なんかを使って比較したりとか。
 
 
 で、僕の考えですが、
ベースになるサウンドは
必要最小限だけ作るのが良いのではと思っています。
基本的に、発声練習というのは、
一通りの色の声を作るためではなく、
いろいろな表現を出来る声、
自分の声を自由に使えるようになることが目的です。
つまり、声を固めすぎることには、非常に危険が伴うんです。
明るい歌暗い歌、どの曲を聴いても同じく聴こえたりしてしまう。
でも、最近の新潟県の傾向としては、
中高ともそういう合唱団が関東に突破しているから、
そういう方向になってしまうんでしょうね。 
 

 誤解しないでほしいこととしては、
僕は昔よりも発声をかなり重視しているということです。
一人一人がそういう訓練を積むことは悪いことではない、
ただ、合唱団においては、その方向性が重要です。
オペら歌手の声は要らない訳ですから、
どういう方向性で発声の訓練をするか、これが非常に重要です。
 
 
 僕は学生時代、
ハンガリーとか東欧の合唱団の響きに憧れていました。
一人一人は大きな声を出さず細くても、
響きを重ねればすごく良いサウンドになる、ということ。
どういうことかというと、
声にコンプレックスを持っていた自分にとって、
ここは格好の逃げ場だったんですね。
どんなに声量が無くても、正しいピッチで(清潔な音程で)歌えば
みんなが合唱に参加できる、ということです。
 
 
 これ、決して間違ってはいないわけで、正しいんですけど、
その響きというのは、その合唱文化の中で育ってきたものです。
だから、ある作品にはハマるけど
ハマらない作品(時代)もあるわけです。
あと、そういう響きを志向することで、
個人個人の発声技術の成長から
目を背ける傾向が出てくる、とも言えます。
これ、ちょっと挑戦的な言い回しなんですが(苦笑)。
要は、ハモるという響きを作る段階で終わってしまうことです。
声はあくまで色々な表現をするためにあるものなので、
いろいろな時代の作品を歌いたければ、
いろいろな声を出せるように技術を磨かないといけない、
そうでなければ、一通りの声を志向して、
その時代とか、決まった方向性の作品だけを歌い続けるか、
端的に言えばその2通りしか無いと思います。
 
 
 さて、僕は教員ではないので、
また勝手なことを言っていますが、
現場の方々という湖に外部から波紋を投げかけるのが、
学校現場に就職しなかったtek310の役割だと思っているので。
怒ったり苛ついて頂いた方が嬉しい(笑)。
でも、逆に思うことは、
合唱団を毎日指導するなんて、中高生くらいしかできないわけで、
自分の方法論を作るには、これほどの格好の場はない訳ですよね。
最近よく思うのは、
まったく初心者で、歌いたいという気持ちだけがある一般の人を集めて、
週2回くらいで初歩から合唱を勉強する、
そういう合唱団を各地に作れないかということです。
完全初心者向けの合唱団です。
指揮者というのは、自分の音楽を表現したい生き物なので、
歌える人が揃っていた方が良いに決まっています。
でもそれだけの活動で、本当に良いんだろうかと。
たくさんいる初心者を合唱に引き込むことの方が
もっと重要な気がすると感じています。
歌ってみたい、けど。。。という人を集めて
サポートできたらな~、って思っています。
 
 
 ちょっと話がだいぶ逸れましたね(苦笑)。
書きながら熱くなり過ぎました、反省。。。
色々考えながら写真を撮っていた、そんな講習会でした。
 


せんべい考~やっぱり豆が一番~

2008年12月19日 23時18分49秒 | 食・レシピ
 
 以前書きましたかね、、、せんべいネタ。
 
 
 ケーキ等甘いものはコンスタントにいただいていますが、
最近多いのがせんべいです。
何が好きかというと、豆です。
黒豆が使われているせんべいばかり食べています。
香ばしいですね。好みはサラダ味ですが、
この間、薄い醤油を使った薄味豆重視のせんべいが
とても美味しかったです。
 
 
 2月3日には豆まきしませんが(笑)、
煎った大豆を買って食べたりします。
一人暮らしではあまり買いませんが、
落花生も大好きです。
香ばしいといえば、くるみも好きですね。
くるみのパンが好きです。
 
 
 香ばしい木の実や豆系、
色々な食べ物に使われていますね。
美味しいせんべい情報お待ちしております。
以前「ふんわり名人」教えてもらいましたが、
他にも宜しくお願いします。
 


サッカーFIFAクラブワールドカップ準決勝「ガンバ大阪×マンチェスター・ユナイテッド」

2008年12月19日 00時10分04秒 | スポーツ
 
 後半しか見れていないのですが、、、
素人が感じたことを二つ。
 
 
 実況。。。
 
 
 シュート数の合計がどうだとか、
今年のマンUの最多被シュート数だとか、
負けてるのに必要以上にガンバの健闘を称えたり、
なんか冷める実況でした。
果たしてここで述べられていることは
本当に世界的な基準なのか、、、疑いを感じました。
 
 
 試合内容。。。
 
 
 ガンバらしいサッカーで素晴らしい、
というより、個人的には
この戦いは本当に誉められるべきものかと感じてしまいました。
その戦い方のあまりに愚直すぎるところ、
相手が強豪だと分かっていての戦い方ではないよなって。
もちろん分かっててそうしたんでしょうが、
それがあまりにも、、、うーん言えない(苦笑)。
 というのも、去年の浦和もそうですが、
クラブワールドカップという場が、日本にとって、
未だに実力試しの場になっていること。
何が何でも勝つために戦っているのだろうかと。
自分たちのサッカーが通用するか、という感じ。
 
 
 得点の取られ方。
相手が5点取っての3点ってそんなに価値があるのかなと。
取られ方があまりにも悪すぎることがちょっとひどいなと。
あんなにあっけなく失点するってどういうことなんだろう、
防げた失点がほとんどだったのではと。
 セットプレーで2点先に取られた時点、
そして1点返したあとあり得ない早さで3点目を取られた時点、
そこでこの試合の興味が薄れてしまった感じでした。
  
 
 うーん、なんかキツい書き方になってしまってますが、
日本の代表クラブがどこまで通用するか、という視点が続くようだと、
いつまで経っても勝てないんじゃないかなって。
 
 
 3位決定戦に注目したいと思います。
 



告知~遠いけど来てよね~

2008年12月18日 00時43分55秒 | 合唱
 
 クリスマスコンサート2008

 
2008年12月23日(火・祝)14時開場 14時半開演
トミオカホワイト美術館(六日町)
 
チケット 一般 2,000円 学生 1,000円 (当日各500円増) 
 
指揮 名島啓太
ピアノ 鈴木真理子
クラリネット 石川薫
合唱団 ユートライ
 
曲目:
Cibavit eos(バード)
God so loved the worid(チルコット) ほか
 
ラシーヌの雅歌(フォーレ)
シシリエンヌ
Madrigal(フォーレ) ほか
 
混声合唱とピアノのための「良寛相聞」(千原英喜)より
   
クラリネットステージ
 アヴェマリア   
 愛の挨拶
 クラリネット オン ザ タウン
   
ジャズステージ
 Deep Purple
 She was beautiful
 In the mood
 
サンタが街にやってくる
White Christmas
We wish You a Merry Christmas
あらののはてに
きよしこの夜   
 
 
 トミオカホワイトのあの空間で音楽に浸りませんか?
チケットありますのでぜひ。