前回はコンバインを田んぼに入れたところまででした。クロ(畦畔)の際を向こう側まで刈り進んだところです。
いったん向こう側のクロまで刈ったらいったんバックします。左側の稲を斜めに刈込んで、隅にコンバインが方向転換できるだけのスペースを作るためです。
斜めに刈り込みました。
普通は斜めに2回刈込むと十分なのですが、今年は田んぼが柔らかく、急に方向を変えるとクローラが沈み込んでしまうので、斜め刈りを数回繰り返し、スペースを大きく取らなければならない隅が多くなりました。このこともハカ(計・量)がいかない(能率が上がらない)要因になりました。
一周目はこれを4回繰り返すことになりますので時間が掛かります。
だいぶ刈り進みました。
この辺りまで刈ると、コーナーでの方向転換もスムーズにでき、稲の露が上がっていればかなりスピードを速くすることができますので、効率が大きくアップします。
この田んぼは20a程の区画で、2周すると籾がコンバインのタンクいっぱいになります。タンクから籾を移しかえているところです。
軽トラに据えた袋に籾を移します。タンク二つ半で袋がほぼいっぱいになります。重量にすると600から700kg位になって積載オーバーですが、これは内緒です。
この袋は、運び込むと電動のチェーンブロックで吊り上げ、乾燥機に空けるのを待たずに別の袋を載せて帰って来ることができるので、非常に効率的です。
ちなみに、運搬は私の叔父さんに頼みました。昨年までお願いしていた別の叔父さんが高齢になってだんだん体がきつくなってきたというので、今年は少し若い(といっても私よりちょうど10歳年上ですが)叔父さんになりました。
稲刈り最初の日、二人の叔父さんに来ていただき、運搬先の確認や作業の要領の引継ぎをしてもらいました。
(その3に続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます