ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙南村金沢西根を往く⑦

2023年01月14日 | 旧仙南村を往く

<「中万願寺」の風景>

●歩いた日:2022年11月18日(金)

●歩いた所

 ・金沢西根:下万願寺、中万願寺、上万願寺、釜蓋、西今泉、南今泉、北今泉、下千間谷地、北千間谷地、上百目木、下百目木

●歩いたログ(足跡)(道のり7.8km)


 

(以上の地図:国土地理院)

 📸005の地点で「県道263号」を横切って、田んぼ中のあぜ道をそのまま西に進む。やがて、「万願寺」と「今泉」をつなぐ道に出る。

📸020:「上万願寺」から「釜蓋」を望む

 来た道を振り返ったところ。写るは「釜蓋」の家々。右手奥から来て県道を横断し、田んぼ中を手前に来た。

 奥の山は、道奥右上が「黒森山」、右端の小さなピークが「御岳山」のようだ。

 同じ場所から北西を望む。

(「上万願寺」から「中万願寺」を望む)

 道沿いに大きな水路が走る。

 道左手の家々は「上万願寺」、左手奥は「中万願寺」。

 ログ地図の赤い線で分かるように、水路右手の砂利道を奥に向かう。少し進んだところで今度は北東方向を望む。

📸021:「上万願寺」から「釜蓋」を望む2

 高い屋敷林の中に建つ家々は「釜蓋」。スタートしてまもなく左手から右手に歩いたところ。

 右手奥の、少し雪が見える三角のピークは「和賀岳」。

 さらに水路沿いの砂利道を進むが、水路に橋がかかっているところで砂利道が途切れているので、橋を渡って車道を進む。少し行くとまた橋があるので、その上から行く手を望む。

📸022:「中万願寺」の風景

 「中万願寺」のこの辺りも木立が多く、農村らしい風景である。

 道左側の道沿いに平屋の建物がある。通りすがりに入口上の看板を見ると「万願寺会館」とある。その後ろは広場になっていて、ここにも子供用の遊具が置かれている。「百目木部落会館」にも広場があったが、田んぼの区画整理に伴って生じた土地をこうした広場にしたのだろうか。

 田んぼの区画整理をすると土地が生じる・・・?。そうです。私たちが「田んぼ(水田)」という場合、詳しくいうと「田んぼ」は、稲を植付けする部分の「本田」と区画を区切る部分の「畦畔」(あるいは「クロ」)から成っている。区画整理をする前の小区画の田んぼは、必然的に畦畔の面積が多く、本田の面積が少ない状態にある。これを大区画の田んぼにすると畦畔の面積がずっと少なくなるので、その分、まるで新たな土地が生じたようになる。その新たな土地は、各農家の同意のもとに本田のほかに農道や水路に振り分けたり(農道や水路などについては本田の面積を減らしても確保する、という場合もある)、集落会館の敷地や広場にも充てることができる、というわけである。

 写真の道奥まで進む。

(「中万願寺」の一角2)

 スタート直後に通過した十字路で、奥から来てここを右手、青い案内板にある「釜蓋・飯詰駅」方面に向かった。📸001の写真は十字路のすぐ向こうからこちらを望んだ写真。

 この道沿いはずっと水路が右側を走っていたが、十字路のすぐ手前で道を横断し、ここでは写真のように道の左側になっている。

 スタートした時は雲が多かったが、お昼ごろになって青空が広がる気持ちのいい天気になった。そんなこともあって、今回は久しぶりに8km近く歩くことができた。

 十字路を突っ切って少し行き、左折して水路を越えたところに停めてある車に戻る。

(⑧に続く)


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