<「若林」から「一丈木」方面を望む>
●歩いた日:2019年6月4日(火)
●歩いた所
・本堂城回:若林、馬場
・土崎 :上野乙
・千屋 :上向野
・浪花 :南荒井
●歩いた位置
●歩いたログ(足跡)(道のり6.0km)
(以上の地図:国土地理院)
今年は5月から6月にかけて例年になく晴れの日が多く続いております。秋田県の北部では水不足で田植えができなかったり、田植えはしたものの田んぼが干上がって苗が枯れそうだというニュースが聞かれております。慈雨という言葉がありますが適度に雨が降ってほしいものです。またここ2年程、「仙北平野」は大きな洪水に見舞われておりますで、妻とは「こんなに晴れが続くとかえってこの後の大雨が心配だな!」という話が度々出てしまいます。
さて、晴れの日が続いても家周りや裏の畑回りの草は元気よく伸び、草取り、草刈りに追われておりましたが、先日なんとか「仙北平野」歩きに出かけ、夜、ビール片手になんとか原稿を作成したので、少し間が空きましたが投稿したいと思います。
それでは本文に入ります。
前回のブログ(「千屋を往く-2」)で歩いた「本堂城回」の県道「角館-六郷線(角六線)」から東を望むと、「東山」の麓が大きな森のように見える。そこは「千屋」の「一丈木」で、東西南北に走る道沿いが樹齢を重ねた杉と松が連なる見事な並木なっており、車では何度も通ったことがあるが、この機会に是非歩いてみたいと思い出かける。
家を出発し、「払田の柵跡」がある「長森」の脇、前回歩いた「本堂町」を通り抜け、「角六線」との十字路脇にある小さな公園(案内板には「トイレパークほんどう」とある)の駐車場に車を止めてスタート。駐車場にあるトイレの前を過ぎて、前回ここの十字路を通った時に見かけた、公園の一角にある大きな石碑を改めて眺める。
(「若林」交差点の石碑)
刻まれた碑文があまり理解できないので、思わず上半分だけの写真になってしまった。すぐ脇にも小さな石碑があり、それには「高橋州達君忌年碑」とある。この大きな石碑にも「先生諱州達高橋氏・・」とあるので、同じ人を顕彰したものだろう。改めてどんな功績のあった人だったか調べてみたい。
公園の中を通り抜け、交差点から東に延びる道に出る。少し進んだところで振り返る。
📷001:「若林」の県道交差点を望む
道奥の信号のところを県道「角六線」が左右に走る。その交差点のすぐ左手前の角にに前掲の石碑が建つ。
道奥左側の木立は桜で、前回「本堂町」を訪れた時(2019年4月14日)には花が咲き始めていた。その木立の左奥が小公園で、さらにその奥に特養施設「真昼荘」の大きな建物が建ち並ぶ。
少し進むと家並が途切れて大きく視界が開ける。東にカメラを向ける。
📷002:「若林」から「一丈木」方面を望む
手前の黒々とした杉林の辺りから右手一帯が「旧千屋村」の中心地である「一丈木」である。
東山の一番高いところが「真昼岳」で、道奥のピークは「女神山」と思われる。
カメラを少し右(南)に向けてもう一枚写真に収める。
(「若林」から「一丈木」方面を望む2)
黒っぽく見え隠れしている木々が杉・松の並木である。
ところで、ログ地図には5差路(📷004の位置)の左上に「一丈木」との表記があるが、調べるとこの辺一帯の字地名は「上野乙」である。「一丈木」という字地名は地図の東(右)端にある「一丈木溜池」のさらに東側にある。溜池やそのすぐそばにある公園の名称に「一丈木」と付けたので、その西側一帯の村の中心地も「一丈木」と呼ぶようになったのだろうか。
写真の道をさらに進むとY字路があり、左手の道が杉林の外縁に延びているのでそちらに向かう。
(その2に続く)
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