<南から「披」の集落を望む>
●歩いた日:2021年6月7日(月)
●歩いた所
・上深井(飯詰):谷地中、矢矧殿、松葉野、耳取
・飯 詰(飯詰):碇、披
・境 田(飯詰):下八百刈
・金沢西根 :上菻沢、中菻沢、下菻沢、釜蓋、下糠塚
・藤木(旧大曲市):乙板杭
●歩いたログ(足跡)(道のり6.2km)
(以上の地図:国土地理院)
(📷11から北に向かい)大きな屋敷林のあるその家の脇を過ぎると小さな社がある。
📷12:「上菻沢」の一角
集落の一角にたたずむ小さな社。社は歩いて来た広い道にそっぽを向けるように建つ。これは社の鳥居前の道が古くからの道であることを示している。
社の脇を通って奥に進んで行くと、青い屋根が見える建物のところが十字路になっており、そこから左右に延びるも古い道のようだ。後で昔の航空写真で確かめてみたい。
集落を抜けて田んぼ中をしばらく進む。踏切の手前で振り返る。
📷13:北から「上菻沢」を望む
左手奥から来たところ。木立の影などが田んぼに移って、集落が水に浮かんでいるように、見えないこともない。
すぐ前は変則的な四差路で、踏切で登りになっている道の両側には農道もあって、複雑な道筋になっている。
線路脇に「開踏切」の看板が立つ。この後歩いた「披(ヒラキ)」の地名から採ったようだが、読み易いように「開」の文字を当てたようだ。
踏切を越えたところで北に目をやる。
(南から「披」の集落を望む)
左端に「奥羽本線」が走り、右端に鉄道と並行して延びる道が見える。
それにしても「披」といい、「菻」といい、あるいは「飯詰駅」近くの「矢矧殿(ヤハギデン)」の「矧」といい、この辺には難しい漢字の地名が目立つ。
踏切を下って広い道に出たところは「碇」で、左折して北に進むとすぐ「披」に入る。しばらく行ったところで振り返る。
📷14:北から「披」を望む
奥から来たところ。道の左手、木立のある家々も「披」である。
少し分かりにくいが、中央のスピーカーのようなものを付けた支柱のところから、カギ型に折れながら奥に道が延びている。この道が昔の道筋で、この道の右手が「披」になるようだ。
同じ場所から鉄道の方に目をやると、鳥居があり、細いに道の奥に社があるので立ち寄ってみる。
引き返してまたしばらく進み、スタートしてまもなく渡った踏切に至る道との十字路の手前で振り返る。
📷15:「下八百刈」の風景
この辺りは「下八百刈」である。GSの奥に見える大きな建物は「JA秋田おばこ仙南支店」で、ここにはスタンドのほかJAの施設が集まっている。
道右側奥に見える高い木立は先ほど立ち寄った社で、道端に赤い鳥居が小さく写る。
(その7に続く)
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