7月21日(土)
日本全土が酷暑に喘いでいる。当地も日中は30℃を超す暑さであるが、標高250mに位置する我が家では風さえ通ればエアコンなしで過ごすことができる。
「大室高原」は、戦後に大室山の南麓に別荘地として開発されたたところだが、豊かな緑に囲まれた傾斜地で相模の海に浮かぶ島々を一望できるだけでなく、天城の山々も遠望するという眺望絶佳の地、「夏は涼しく、冬は暖かい」も開発時の謳い文句だったが、昨今の異常気象には抗すべくもなく夏にはエアコンが必要になってきたし冬に積雪は珍しいことではなくなった。とはいえ、やはりここの住みやすさは抜群だろう。
当地に住めば、高所からの展望には見慣れてしまっているが、それでもドローンを上空50~80mくらい飛ばして周囲360度の空撮はなかなか迫力がある。迫力というよりこの地の持つ自然の素晴らしさには改めて感嘆する。
こんな土地なのに地価が今は坪10万円前後だとか。地震、洪水、津波などハザードマップともおよそ無縁の理想的な土地柄なのに、なぜ人は住もうとしないのか、土地がなかなか売れずそんなに安いのか、この地に30年近く住み着き満足している私にはよく分からない。
大室高原 ドローンによる空撮