伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

夜間頻尿対策

2011年03月24日 | 健康雑感

3月24日(木)→晴(この時期に粉雪が降るなんて)

年を取るとともに排尿に障害が生じることは致し方ないことだと承知はしていた。しかし、それが遅まきながらわが身にも起ったのが数年前。睡眠中にトイレに立つ回数が次第に増加してきたのである。

そこで、サプリメントとして「ノコギリヤシ」が夜間頻尿に有効だとインターネットにあったので、小林製薬から取り寄せ飲んでみた。
当初は効いたかのように思えたが、しばらくしてさほどの効果がみられないようにも思え、いつしかやめてしまっていた。

私の場合、深夜にトイレに起きた後でもすぐ眠れたから睡眠不足になることもないし、不眠になれば日中だって居眠りできる立場だと割り切り、さほど気にはしていなかった。

しかし、煩わしいいことは確かで、思い切って一昨年の暮れだったか病院で診察を仰いだ。
診断結果は、加齢からくる必然的な肉体現象、エコーで見る限り前立腺の肥大は年齢並み、特に心配はいらないとのことで、「ハルナール」という錠剤を処方してもらった。
しかし、この薬は飲んでもさっぱり効かない。効果が出るまでにはしばらく時間がかかるかも…といわれていたので、飲み続けてみたが、この薬はどうも私には効かないと判断しせざるをえなかった。

「ハルナール」を投与した医者に「私にとって効き目がない。別の薬があればそれに変えてみてくれないか」と頼んだところ「ハルナール」に代えて「ユリーフ4ミリグラム」という薬を処方してもらった。昨年暮れのことである。

処方箋により薬局で薬を貰うと、薬の効能・服用方法などを記載したペーパーを一緒に呉れるのはいつもの通りだが、「ユリーフ」については、これとは別に薬の説明書みたいなことを記載した一枚のペーパーが添付されてきた。
それには薬の効能と並んで「ユーリフ4ミリグラム」の主な副作用というのがいくつか並べて書かれており、その症状が現れたら主治医に相談しろと書いてある。
わざわざこようなペーパーが添付されるからには、この薬は副作用に問題があるとみた。そういえば、「ハルナール」は1月分を投薬してくれていたのに、「ユリーフ」は14日分しか処方してくれなかったのもなにやら気になる。

副作用が特に強い薬らしく思われたので、帰ってインターネットで調べてみた。
はたして「本剤は副作用の発現率が高い」とあるではないか。
朝夕食後に2回、一日2錠を経口投与とあるが、「高齢者では生理機能が低下しているので、肝機能または腎機能が低下している場合は低用量(1回2ミリグラム)から投与を開始するなど患者の状態を十分観察しながら投与」ともあった。
医者はそんなことは言ってくれなかったが、己の年齢を考えて用心のため錠剤を半分に割って1錠を2回で服用することにした。

それが、効いたのである。飲み始めてからすぐに夜間トイレに立つのが2回くらにで収まるようになった。副作用らしきものはなかったようである。

そこで、本年に入ってからは処方通りに一日2錠を飲むことにした。しばらく2錠を続けたが、最近はまた1/2錠を朝夕2回飲んでいる。


熟睡するため精神安定剤デパスを半錠(これも年齢を考慮して半分に割って服用)を飲んで眠るとトイレには1回立つだけでいいようだ。

薬というのは本来的には「害」だから、できる限り飲まないように心掛けてはいるのだが、「ユリーフ」は確実に効果が上がっているので、しばらくは朝夕1/2錠の服用を続け、できれば最終的には服用をやめようと思っている。(対症療法だからこれは難しいかも)

 

 

 



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