にじゅうし せっき・しちじゅうに こう
2020年に、コロナ禍でいただいたカレンダー
生活のよりどころになりました。
暦で知る美しい四季
季節を感じる暮らし「歳時記カレンダー」
暮らしのなかにゆったりとした自然のリズムが流れ
季節や自然の移ろいを感じられ
壁にかけて「今日は何の日?」と毎日眺め
自然の流れに添う心地よさが
だんだんからだに沁みてきます。
日本には二十四の節気と七十二もの季節があります。
1年を24に分けた「二十四節気」
「小寒」「立春」「大暑」などの名前で季節を表します。
一節気をさらに3つに分けた「七十二候」は
「東風解凍(とうふうこおりをとく)」「桃始笑(ももはじめてわらう)」など
細やかに季節の変化を告げます。
四季感と深く結びついてきた言葉の数々
季節感が薄らいだ現代にも
四季の気配や情感をもたらしてくれます。
季節の俳句、和歌、行事やお祭り
四季折々の動物、植物、菓子など
季節に関する読み物やイラストが随所に
ちりばめられています
地紙の色は、襲(かさね)の色目を参考に
襲の色目(かさねのいろめ)とは
自然・風物の姿をもとに
その季節の印象を表現する着物の色の取り合わせとして
伝統的に受け継がれてきたものです。
椿<つばき> 若草<わかくさ> 桃<もも> 藤<ふじ> 破菖蒲<はしょうぶ>
橘<たちばな> 夏萩<なつはぎ> 紫苑<しおん> 花菊<はなぎく>
櫨<はじ> 月枯野<かれの> 苦色<にがいろ> 移菊<うつろいぎく>
莟紅梅<つぼみこうばい> 桜萌黄<さくらもえぎ> 裏山吹<うらやまぶき>
楝<おうち> 苗色<なえいろ> 蝉の羽<せみのは> 桔梗<ききょう>
小栗色<こぐりいろ> 赤朽葉<あかくちば> 胡桃色<くるみいろ>
2021年版をもとめ、「歳時記」をながめ
当たり前な普通の世界を待ちわびます。
コロナ禍が収束するまで、欲求を我慢します!