歌いすぎたわけでもないのに、 ドクターから全身麻酔で切除しましょうねと。
そんな簡単に言われても、 全身麻酔も不安だし、 術後に声が出なくなるかもしれないし。
たまたま胃の内視鏡検査で、声帯の右側にポリープありますよと!
手術の前日から入院し、 翌日、手術室まで歩ける人が看護師に連れられて集まってきます。
手術する人の多さにビックリ、10数名はいるでしようか。
入り口に入ると麻酔スタッフ4名が自己紹介、 連れられて長い廊下を歩くと手術室の多さにまたビックリ、 フロアーの大部分を占め、内部に手術室が14室もあります。
その一番奥の1番手術室に案内され、 からだ中に色々なコードを付けられ、 マスクを付けるとあっという間に意識なし。
何をされたか分からないうちに………… 声をかけられ、いつのまにか終了。
瓶に入った切除したポリープを見せられても、 ぼ〜っとしてよく分かりません。
全身麻酔からあっという間の目覚め、 手術は1時間くらいでしようか。
きつかったのは、このあと3時間の安静時。
喋ってはいけないし、 マスクは付けっ放しで喉は乾くは。
麻酔の後遺症で我慢できず、 ひとりでふがふが言ってます。
術後から 絶対喋らないことと、 抗生剤とステロイドの吸入器を吸いながら、 喉のケアのための入院が続きます。
入院した病院は、 官公庁街に囲まれて、 新橋駅も歩いて行けるほど。
病室の窓からは、2019年の完成を目指して、19階建ての新「虎の門病院」が建設中です。
右には星条旗がはためく「アメリカ大使館」
左奥には「ホテル オークラ」が見えます。 ここの本館も建て替え中です。
左には、333mの「東京タワー」がビルの間に見えます。
声はまだ完全に出せないけれど、 やさしく ハスキーな声になった ような ような。
今からは静かに喋ることを心がけて
退院したら
近くの日比谷公園の青もみじでも見に行きましょうか。