60cm×45cmのスペースの中に里山夏まつりの情景を作り上げます。
この大きさの鉄道模型は2作目です。
書斎の棚にセットして、首を振れば目の前に広がる昭和の情景。
基本パーツは揃っていますが、小物を買い足したり、配置を変えたり、 汚しをいれて自然の情景に近づけます。
手を加えようと思えばきりがなく、いつまでも作り続けられる模型です。
ホームでは、電車を待つサラリーマン。
女学生は、なかなか来ない電車に待ちくたびれています。
祭りのムードは最高潮
あんず飴、やきそば、たこ焼、いか焼の露天が並びます。
参道を抜け階段を登ると、この先に本殿があります。
目の前には境内のようす。
参拝を見守る住職。
絵馬を掛ける学生。
神輿の写真を撮る観光客の姿も
なんでも揃う「里山駅前商店」の前では、 話し出したら止まらない、おばちゃん達の井戸端会議。
夕ごはんは、いつになることやら……
夏のひと時が過ぎていきます。
塀の横には、ホクホクの石焼き芋屋さん。
季節設定がおかしいですが 子供たちが集まってきます。
分校の正門近くには、金魚屋さん。
川のそばには、小さな社 菊池電車が駆け抜けていきます。
お墓に手を合わせに向かう人
川のせせらぎと鉄橋を走る電車の音が聞こえるだけ
電線には、鳥がとまり里山を眺めています。
トンネルの山みどりに目が和みます。
農家には、宅配便がきました。
線路横の畑には、朝早くから人が
長屋の裏には、白い花、蕎麦花が咲いています。
里山駅に向かう女学生、階段でころんでいます。
分校の掲揚台には、日の丸がなびいています。
「セイヤ セイヤ」と境内を出た神輿は、 駅前通りへとくり出して行きます。
菊池電車は、トコ トコ と走りぬけます。
青い空、モクモクと沸き立つ入道雲、 夕立ちになりそうです。
電車の音で話し声も聞こえません。
「ポッ ポッ ポっ」と 露店に神社に駅舎に明かりが灯ります。
境内の裏では、女学生がヒソヒソ話し。
まっすぐ伸びる線路、30分に1本の間隔です。
この里山で一番高いランドマークタワー「火の見櫓」。
威勢のいい神輿に興じる里山の村民。
茅葺き家の横では、畑を耕しています。
分校で遊ぶ子供たち、その脇を静かに走ります。
ホッチキスの針で作った鉄棒。
里山バスも30分に一本。
年に一度の夏祭り。
開放された休日の里山分校では
校庭で元気に遊ぶ子供たちの姿が ふるき良き 『日本の夏』 があります。
まだ終わりを迎えない情景レイアウト。
時間がとれれば、校庭に「祭り櫓(やぐら)」の情景小物を買い求めて、 盆踊り大会の風景を追加しましょ。
分光の校庭に「二宮金次郎像」も作りましょうか。
川近くの空き地のスペースも残っているので、 若い頃興じたキャンプの風景も作って、川には釣り人も置いてみましょ。
里山の村民人口も増やして、活気ある村に仕立てましょ。
終わりが見えないレイアウト、 今からの時間もたっぷりあるし、ゆっくりと少年時代を思い出しながら作ります。