席をリザーブしてくれるということで、五月の日に、
観客動員数が全世界で 6500万人を突破した、
ヴィクトル・ユーゴー原作のミュージカル「レ・ミゼラブル」を見に行きます。
場所は丸の内にある「帝国劇場」。
多くの人が並んでるのを横目に、仕事で行ったり来たりした懐かしい通りです。
開演は午後5時なので、早めに着いてロビーを見学します。
綺麗なステンドグラスの壁面です。
今から始まるミュージカルにこころ沸き立ちます。
座る席は、S席 1階のM列47、48番、1階中央の右寄りに座ります。
席数は、約1900ありますが、午後の部も満席になるんでしようね。
無知と貧困、愛と信念、革命と正義、誇りと尊厳といった原作のエッセンスを余すところなく注ぎ込んだ圧倒的スケールの舞台です。
“ミュージカルの金字塔"と呼ばれています。
1幕は約1時間半、終わり頃にはスケールの大きさに感動し涙がでます。
休憩の25分をはさんで、2幕の1時間が始まります。
※音量には、注意して下さい。
演出、舞台美術、照明、臨場感にあらためて感動します、拭くのも忘れまた涙が流れます。
カーテンコールは、10分も続き、スタンディングオベーションで答えます。
“ 友人から見れば、 「エッ ミュージカル?」と言われそうですが感動しました。涙を流すほどに ” レ・ミゼラブル東京公演は、6月1日が千穐楽です。
このあと名古屋、福岡、大阪、静岡公演を経て、東京に戻って最後の凱旋公演11月がひかえています。 皆さんも満ち足りた表情で、帝国劇場をあとにします。
〈千秋楽と千穐楽の違い〉
「千秋楽」は、演劇や相撲等の興行の最終日のことを言いますが、「千秋楽」という字は「秋」に「火」という字が入るため、火事につながり縁起が悪いため、縁起の良い「亀」の字を入れ、「穐」という字を使うようになったとさ。
それでは、なぜ興行の最終日のことを「千秋楽」というか、雅楽を演奏する時の最終曲「千秋楽」からきたと言われています。
時間を見ると8時半、おなかも空きました、銀座6丁目にある「懐食 みちば」へ行きます。
このお店、名のとおり料理の鉄人と知られた「道場六三郎」さんが経営するお店です。
ダイニングは、伝統的な和の香りを残した斬新な空間が広がります。
頼んでおいたのは、「野菜中心の女将献立コース」 料理の量は控えめにして、体に優しい野菜を中心にしたコースです。
席に置かれた「献立書き」も道場六三郎さんが書かれたものでしょうか。
献立を眺めながら、出てくる料理を楽しみにお酒の燗をもらいます。
◯前菜は、チーズ黄金焼、稚鮎山椒煮、鮑柔らか煮、豚足生姜、白魚山菜揚、子持昆布、山菜酢みそ。
綺麗に盛りつけられていて、ひと品ひと品が、楽しく食べられます。
◯御椀は、沢煮椀 香味やさい、焼穴子。
分かっているとはいえ、だしの味は絶品です。
◯刺身は、お好みで選べます。鮮魚ニ種氷盛りか活魚焼カルパッチョ。
和食にはないカルパッチョはみちば流の料理らしく斬新です。プリプリの魚介は軽く炙られ、トリフドレッシングがからんでいます。
◯煮物は、金目鯛の煮付。
もう、申し分のない味付けです、盛付けも綺麗です。
金継ぎにはまっていると、出てくるお皿、器に目がとまります、どれも欲しくなるものばかりです。
◯口直しは、まほろばとまと。藻塩で。
高知産の真っ赤なトマトです、香りもあって藻塩で食べると、なおさら甘みが広がります。
◯強肴は、太刀魚のサクサク揚。
これも驚かされます、味噌風味のクリームに太刀魚のサクサクが乗って、濃くがあります。
◯食事は、お好みで すっぽん雑炊と糠鯖茶漬。 糖鯖の茶漬けは、しその葉が広がり糖鯖の塩気がいい塩梅です。
◯水菓子は、杏仁豆腐とフルーツ。
綺麗な色合いのフルーツにジュレがかかり、その下に濃厚な杏仁豆腐がまた美味しい。
最後に緑茶をいただき、1時間半の優雅な食事でした。
憧れの道場六三郎さんのお店で、独創的な味付けや盛付けに出会えて涙が出るほどです。
もちろん調理場に道場六三郎さんはいませんが、月に何度か調理場に立つそうです。
味を継いだスタッフのおかげで道場流の料理を堪能させていただきました。
この先の銀座8丁目には、「銀座ろくさん亭」があります。
道場さんが最初に開いたお店です。
内装もそのままとか、また 伺うことにしましょ。
涙を流すほどのお付き合い ありがとうございました。
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