平日、休みの日、チケットを持って六本木の「新国立美術館」で12月12日まで開催されている「ダリ展」を観に行きます。
六本木の駅に降り立ち、懐かしい裏道を歩きます。
柚子皮の入ったいなり寿司で有名な「おつな寿司」は、ビルが建つまで裏道に玄関を設けて営業しています。
歩いて5分美術館に着きました。
開館時間は10時、人はちらほらといます。
秋の日差しが降り注ぎ、緑の葉もいい色を魅せています。
窓越しのソファーに座り開館時間を待ちます。
どんな幻想的な絵を見せてくれるのか楽しみです。
「新国立美術館」の建物の形状は、訪れるたびに感心させられます。
時間がきました、平日の早い時間人もまばらで、ゆっくり見られそうです。
シュルレアリスムを代表するスペインが生んだ奇才、「サルバドール・ダリ」の絵
これだけよく集めたな〜と感心する、作品の多さ。
部屋一面が真紅色に染まり中、ダリの絵が輝きを増します。
「メイ・ウェストの部屋」ダリ劇場美術館の一室を再現しているそうです。
斜めになった鏡を通して見るようです。
(中央に私が写り込んでいるのですが、加工して見えなくしています。)
90分ほど見終えて、改めて「ダリ」の完成度の高さに驚きます、絵の構成は幻想的なのですが、綺麗な色と丁寧な細密画に身を乗り出して見てしまいます。
「新国美館」の造形美も綺麗です。
光と影と曲線が時間を追うごとに変化します。