今日は上野の美術館に行ってみます。
その前にあの「カヤバ喫茶」でモーニングを食べに、メトロに乗って7分
根津で降りて、言問通りを寛永寺坂方面に登ります。
上野桜木の四差路の左角に古めかしい建物が見えてきました。
よく通った場所なのに一度も入ったことがなかったお店。
大正5年築の扉を開けると昭和の喫茶店の風景
落ち着きます、革張りの椅子は座りごこちが懐かしい。
窓ガラスの文様も昭和です。
モーニングセットを頼みます。名物の「たまごサンドイッチ」とホットコーヒー
なんと「玉子焼き」がはさまれています。
スープにサラダ、たまごはふわふわ
ドレッシングは谷中の生姜味でしょうか。
窓越しに、勤め人が足早に、こちらは、ゆったりした時間が流れます。
ごちそうさま! 主人に声をかけ、きしむ扉をあけて、上野の山の美術館に向かいます。
東京都美術館で「ルーブル美術館展」を見てみます。
地中海周辺から出土した遺構・遺物の精巧さに驚きます。
2時間ほど見たあと、憧れだった「東京芸大」を横目に「谷中岡埜栄泉」に行きます。
ここを通る時は、必ず立ち寄る創業80余年の和菓子屋さん。
つれあいが大好きな豆大福を買っていきます。一個230円
寺社道をぬけ横道にはいると巨木が見えてきました。
パン屋さんが戦前から鉢植えで育てたという、ヒマラヤ杉がこの大きさに
近所の方に愛される大木です。
時計を見るとお昼、三崎坂の下りにある「すし乃池」に寄ってみます。
のれんをくぐりカウンターの端に座ります。
ここの名物は、大好きな「穴子ずし」 迷うことなく注文します。
喉も乾いたのでクラッシックラガーの小瓶を貰い、あて(摘み)は、まぐろの煮こごり
「チョイとごくごく」
奥では、煮た穴子を素焼きにし、板台の主人が握っています。
今にも崩れそうな穴子を優しく握り、穴子の詰めだれを塗ります。
さすが名物と言われるだけあって、穴子の下煮は完璧。
口に入れると、とろとろとトロけます。
詰めだれは、やや甘さをおさえたあっさりした味わいです。
穴子8貫食べても飽きません。
名代穴子ずし2500円、お腹も満たされ、谷中銀座に向かいます。
途中、「よみせ通り」に寄り、ちょっと入ったところにある「指人形笑吉」に寄ってみます。
小さめのショウウインドウには、沢山の指人形が並んでいます。
3人揃うと、指人形劇を見せてくれます。
1人500円 25分ほどの寸劇です、『笑い上戸』、『よっぱらい』、『朝帰り』、『瓦わり』、『魚釣り』、『ピアニスト』、『50年後の冬のソナタ』などのパフォーマンスはお勧めです。
そして『曲芸』に、一発芸の『剣玉』、そして『ウォーターボーイズ』などは感動モノです。
思わず笑ってしまいます。
谷中銀座を通り、久しぶりに「富士見坂」に行ってみます。
この場所から、富士山が見えるため「関東の富士見百景」に選定されています。
今日は見えるでしょうか
空気が澄んだ日が見え頃ですが。高層マンションが建って見えづらくなってきました。
先の「諏訪神社」で手を合わせ、西日暮里から帰途につきます。
それでは、またの散歩を
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