この時期、東京に住んでいる事のしあわせさ
世界中の美術館展が近くで見られることの‼︎
秋の恒例、上野の森に建つ「東京都美術館」に伺います。
公園通りをゆっくりと頭に負担をかけず進みます。
「上野動物園」の前には、低学年の子供たちが入口前に行儀よく並んでいます。
公園の中ほどには、「2019 全国大陶器市」が開かれています。
38年間見続けている「一水会展」と「水彩人展」を見に行きます。
今日はほかにも、「汎美秋季展」「創展」が開かれています。
このあとに見にいきましょ。
まずは、恒例の「第81回 一水会展」、受付でチケット800円を求めてはいります。
創立は、昭和11年(1936年)に有島生馬、石井柏亭、木下孝則、木下義謙、小山敬三、硲伊之助、安井曾太郎、山下新太郎の8名によって創立されました。
精神は、西洋絵画の伝統である写実の本道を守り、安易な会場芸術を非とし、技術を重んじ高雅なる芸術をめざしたそうです。
歴史ある「第81回 一水会展」、毎年楽しみだったのは「小松崎 邦雄 先生」の作品
陰影表現や光の効果がよく、巧みに描いた非現実的な夢幻感の画風に魅入っていました。
1992年、早くしてお亡くなりになり、ご冥福をお祈りいたします。
晩年に描かれていた作品です。
お聞きすると、カメラの撮影は規制がないので、お気に入りを撮っていきます。
もうひとり好きだったのは、「竹内 徹 先生」
信州の里の風景を簡略化し、心地よい中間色で表現された穏やかな画風です。
昨年2018年にお亡くなり、ご冥福をお祈りいたします。
よく描きこまれ、筆を置く瞬間が想像されます。
毎年見に来る「東京都美術館(都美)」の『一水会展』。
自宅を近くに選び
電車で8分と徒歩数分、歳を老いても近いので行き続けましょ。