都電荒川線のチンチン電車に揺られ20分、北区王子に到着です。
大晦日22時56分発、幸運の「黄色の赤おび電車」に乗って。
年明けの寒い夜、王子は幻想的な光景に包まれます。
狐面をかぶったり、狐のメイクをほどこし、
きつねたちが「王子装束稲荷神社」に集まり
行列をなして大勢の見物に囲まれながら練り歩く数は200人
「王子稲荷」へ参詣する一大イベント「きつねの行列」です。
※言い伝え
毎年大晦日になると、関東一円から狐が集まってきたそうな
多くのきつねは装束稲荷神社で装束を整えて、
狐火を灯しながら王子稲荷にお参りしたんだと。
寒い中、火をともし甘酒でからだを温めます。
「装束稲荷」に向かう道、『子ぎつねさん』に遭遇、かわいい子きつねさんです。
写真撮ってもいい?と聞くと 「いいよ コン !」と答えてくれます。
「狐面」販売中
狐のメイクは、こんな感じです。
出発場所の「装束稲荷神社」は、多くのきつねと人でいっぱいです。
2015年のカウントダウンが始まります。
行列のスタートです。 笛や太鼓の「王子狐ばやし」が聞こえてきます。
「大面」の行列
「先達」のあとに、白い「神狐」が歩きます。
「巫女きづね」
かごに揺られた「宝珠の稚児と御駕籠衆」。可愛い稚児です。
「こぎつね衆」の可愛いこと。
あの階段で会った『子ぎつねさん』はどこでしょう。
「一般参加のきつね衆」も、メイクに気合が入っています。
かがり火がゆらゆらと灯り、狐を照らしています。
外国のきつねも参加しています。
いました。階段で出会った『子ぎつねさん』。
手を上げると答えてくれました。 パチリ
歩道は、人で埋め尽くされ、大晦日の深夜の人の多さに驚きです。
きつねが通りすぎたあとには、冷たい北風が吹き荒れています。
"2015年のとし早々『子ぎつねさん』の笑顔に 癒され 温まりました。"
いい年になりそうな予感です。
帰りに 狐の行列の「御手冨貴(おてふき)」手拭いを買い求めます。
JR王子駅から終夜運転している 京浜東北線に乗って帰ります。
よいお年を
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