自衛隊機 塩川氏が暴露
![]() (写真)質問する塩川鉄也議員=29日、衆院内閣委 |
日本共産党の塩川鉄也議員は29日の衆院内閣委員会で、自衛隊の輸送機にミサイルを搭載する計画が進んでいることを暴露しました。
岸田内閣の進める防衛力整備計画は「スタンド・オフ・ミサイル」の輸送機搭載システム等を開発・整備すると明記しています。今年度予算で約36億円の調査研究費を計上し、防衛装備庁はC2輸送機用発射システム開発に向けたデータ取得役務の公募を実施。防衛相はC130輸送機への搭載も「可能性は排除してない」と答弁しています。
塩川氏は、米空軍が開発中の「ラピッド・ドラゴン」について質問。射程約1000キロメートルのJASSMのような長距離ミサイルを、輸送機を改造せず発射可能とするもので、防衛省は「そういった諸外国の取り組みも調査する」と述べました。
塩川氏は、輸送機から発射する長距離ミサイルは「憲法上、保有できないとしてきた他国に脅威を与える攻撃的な兵器に他ならない」と指摘しました。
塩川氏は、埼玉県の自衛隊入間基地の火薬庫新設について質問。防衛省は「既存の火薬庫地区における建て替えであり住民説明を行う予定はない」と答弁しました。塩川氏は、現行と異なる場所に造られることを示し、「民家との距離も変更される。地元住民への説明は最低限の責務だ」と主張しました。
※安倍前政権は”戦争をする国”作りの法律を強行しましたが、岸田政権は、閣議決定だけで”実動”に突き進んでいる感があり、ある意味”最も危険”な政権とも思えます。
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