西銘県議 知事「学ぶこと重要」
![]() (写真)代表質問に立つ西銘純恵県議=21日、沖縄県議会 |
日本共産党の西銘純恵沖縄県議は21日、県議会で代表質問し、78年前の沖縄戦で県民の4人に1人が犠牲になったとして、岸田政権の大軍拡で沖縄を再び戦場にしてはならないと強調し、平和教育について問いました。
玉城デニー知事は「戦争がどのように起きたかなど歴史的背景を踏まえ、系統的・体系的に学ぶことが重要だ。沖縄戦の教訓を次世代に継承するとともに平和を望む沖縄の心の育成に取り組む」と答えました。
西銘氏は、県が取り組む学校給食費無償化など暮らしのための予算拡充を求め、学校給食費無償化にかかる金額を問いました。半嶺満教育長は、2021年度の学校給食費保護者負担額から約50億9000万円かかると答弁しました。
西銘氏は、米軍那覇軍港(那覇市)の浦添市西海岸への移設=新軍港建設に伴う防波堤の整備費用を質問。前川智宏土木建築部長は、約2900億円だと明らかにしました。西銘氏が、同防波堤整備費は学校給食費無償化のための予算何年分になるのか問うと、前川氏は約57年分だと答えました。
西銘氏は「新軍港本体建設費用を除く防波堤建設費だけでもばく大な予算が使われようとしている」と指摘。自然・環境破壊であり税金の無駄遣いだとして新軍港建設に反対するよう求めました。
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