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ジェンダー平等、気候危機、公共交通問題―

2024年07月07日 14時44分48秒 | 一言
解決策を明確に提示
北海道函館 志位議長迎え懇談会

9人が入党


(写真)入党懇談会で質問に答える志位和夫議長=6日、北海道函館市

 日本共産党の志位和夫議長を迎えての「希望を語る懇談会」が6日、北海道函館市内で開かれました。暮らしと経済、外交、平和、ジェンダー平等、気候変動、共産主義と自由―Q&A形式で進んだ懇談会で志位氏は、寄せられたさまざまな質問に丁寧に回答。ユーモアをまじえた志位氏の答えに参加者は熱心に聞き入り、笑いがあふれる和やかなつどいになりました。

 懇談会は道内50カ所以上でオンラインを通じても行われました。後半、志位氏は各テーブルを回り、社会を良くするため「どうか輪の中に入ってください」と入党をよびかけました。この取り組みで9人が入党を決意しました。

 「世界で夫婦同姓が決められているのは日本だけと聞いています。なぜ、多くの女性が求めているのに政府は変えられないのですか?」

 志位氏は、選択的夫別姓について、日本経団連が「多様性の一丁目一番地」(十倉雅和会長)と早期の実施を求めていることをあげ、経済界まで動かしたのは「女性たちの長年のたたかいと国民の世論が変えた」成果だと指摘し、導入に背を向けている岸田文雄首相が言い訳にしているのが「家族の一体感」であり、「女性に姓を変えさせるという特異な『一体感』を押し付ける。政府がやっていいことではありません」と批判。「戦前の家父長制が良かったという勢力が政府の中枢にいることが根本にあります。変えるには自民党政治を終わらせることです」と断言しました。

 「北海道の夏も年々暑さが厳しくなり、函館でもイカが記録的な不漁。解決策は?」

 志位氏は、日本近海の年平均海水温は、100年間で1・28度上がり、函館ではイカが激減し、ブリやイワシが増加しており、このままでは2050年にはオホーツク海の大部分がサケにとって高温となり日本周辺のサケの回遊ルートが消滅する予測もあると指摘。その上で、ブリを函館の名物にしようとの取り組みを挙げ、設備投資・販路拡大への国の支援策など気候危機の影響に対応する「適応策」と、気候危機そのものへの「抜本策」―温室効果ガスの抜本的削減―という「二重の対応」の必要性を説きました。

 志位氏は同時に、気候危機は資本主義がもたらした大災害だとして、根本には資本の「利潤第一主義」があると強調。「資本主義を続けていいのかが問われています」と語りました。

 「運転手不足でバスが減便し通勤が困難に。地域公共交通をどうしたらいい?」

 志位氏は、「民間にまかせればよいとの規制緩和路線の破綻です」と問題の根源をずばり指摘。「公共交通は社会保障と同様、公共的な性格があり市場原理主義から転換すべきです」と主張し、「公共交通基金」を設けバスや鉄路を守る、バス運転手などへの賃金に直接助成を行う党の公共交通政策を紹介しました。


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